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動物にも利き足・利き手があるって本当!?進化系統のどの時点で動物の利き手・利き足は生まれたのか【左利きの話】

Text:八田武志

進化系統のどの時点で動物の利き手・利き足は生まれたのか

身体にある左右一対の器官の、一方が他方よりも優れている現象のことを「ラテラリィ」と呼びます。その起源を、四足動物(両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類)の出現あたりとする考え方があります。

両生類といえばカエル。カナダでアマガエルの頭上に疑似餌をぶら下げ、ジャンプの軌道を計測するという調査が行われました。飛ぶときに左右どちらに傾くのかを調べたのです。すると、わずかに左に傾いたジャンプをすることがわかりました。右後脚のほうが左後脚より強いというラテラリィが見られたのです。

ヘビは爬虫類ですが手足はなく、退化したともいわれています。そこで、前進する際のくねり方やとぐろの巻き方の左右差を調査しました。すると、時計回りの傾向を示したヘビが多かったとの結果が出ています。

さらに、ラテラリィの発想は魚類まで遡れるとする説もあります。イタリアの研究グループは、魚のヒレはヒトの手と同じ働きをするとし、ヒレの動きがもたらす回遊動作を観察しました。

ナマズを使った実験では、ヒレの動きに偏りがあったのは半数。そのうち9匹は右側のヒレを多用しました。こうした研究結果は種によって異なるという報告もあるので、解明にはさらなる研究が期待されます。

「眠れなくなるほど面白い 図解 左利きの話」はこんな方にオススメ!

・子どもの左利きは矯正すべきなのか知りたい
・両利きの人がいるのはどうして?
・左利きは遺伝するのか?
・左利きの特徴とあるあるを知りたい!

そう感じている方にはぜひ本書『眠れなくなるほど面白い 図解 左利きの話』を手に取っていただけたらと思います。

出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 左利きの話』監/八田武志

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 左利きの話』
八田武志 監修

世の中に10人に1人の割合で存在し、すごい才能や特別な感性を備えた個性派−−−いわゆる「天才」が多いと言われる「左利き」。最新の脳科学では、右利きと明らかに違う、左利きの脳のしくみと違いが明らかになってきている。また、古今東西、スポーツをはじめ芸術や音楽、科学の分野などさまざまなジャンルで歴史に名を刻むような偉人も数多い。なぜ左利きになるのか、左利きの特徴など、「左利き」の実態と秘密に迫る!

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