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紙や板のような雲が広く浮かんでいる?層状雲とはどんな雲?

Text:岩槻秀明

紙や板のように薄く広がる【層状雲】

空の広い範囲を覆い、まるで一枚の紙や薄い板きれのように見えるものを層状雲といいます。隙間がほとんど見えないくらいびっしりと密集することもあれば、小雲と小雲の間が比較的空いていることもあります。

太陽の周囲にある雲はしばしば彩雲となります。雲の構成粒子の大きさや形が揃っているときは日光環となります。

まるで巻層雲のように薄く広がった巻積雲。よく見ると微細な小雲がびっしりと並んでいます。小雲がしま模様に並ぶ波状雲の特徴も併せもっています。

輪郭がくっきりと流線形に【レンズ雲】

上空の風が強いときに現れる雲です。雲の輪郭がくっきりと流線形になり、典型的なものは、アーモンドや凸レンズの断面、インゲンの莢を連想させるような形になります。

雲全体が白く輝き、ふつう陰影はありません。小雲は融合して滑らかに見えるものの、多少ツブツブ感は残ります。太陽の近くにあるものは、彩雲となって五色に輝きます。

とても薄いレンズ雲がいくつも現れました。輪郭こそはっきりしているものの、小雲が融合して、ツブツブとした質感が目立たない傾向にあります。

出典:『雲の図鑑』著/岩槻秀明

【書誌情報】
『雲の図鑑』
岩槻秀明 著

公開日:2021.11.12