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手をスケールにして雲の大きさを測る方法とは?

Text:岩槻秀明

雲の幅や距離は視半径で表す

雲や光の現象の大きさ、そして位置関係を示すのによく使われるのが視半径です。視半径は空の2点(それぞ
れA、Bとする)と観測者Oの間をなす角度(∠AOB)で、AB間の距離を数値で示せるようになります。

これを使えば、雲の端Aと端Bの距離(∠AOB)から、雲の幅を数値化することができます。

たとえば、個々の小雲の大きさです。視半径で表すと、巻積雲は1度未満、高積雲は1~5度。層積雲は5度以上というのが目安になっています。

そして、この視半径を簡便に測定する方法があります。それが手を使う方法です。空に向かって腕をのばし、小指を立てれば、その幅は視半径約1度。人差し指を立てれば、その指の幅は2度です。同様に腕をのばしてグーにすれば、拳の幅が約10度、手をパーにして目一杯広げれば、約20度です。

出典:『雲の図鑑』著/岩槻秀明

【書誌情報】
『雲の図鑑』
岩槻秀明 著

公開日:2021.11.15