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空にクラゲが出現?!海を泳ぐクラゲのような「くらげ雲」はどんな時に現れる?

Text:岩槻秀明

乾燥した「空気の泡」が、雲の下側をかき乱す

空に浮かぶ雲の下側がふわふわとかき乱され、まるでくらげのような姿をした「くらげ雲」。おもに巻積雲や高積雲に見られるもので、形の変化がとても速く、あっという間に姿を変えてしまいます。

空気は暖められると軽くなり、泡のようにぷかぷかと空高く浮かび上がっていきます。この泡が雲の中に入りこみ、下側の部分をかき乱したのがこの「くらげ雲」です。

くらげ雲の名前は、1950年代に『天気』(日本気象学会学会誌)にて、尾瀬で撮影された雲に対して提唱されたのが最初です。山雲のひとつとされますが、条件が揃えば、平地でも見られます。

出典:『雲の図鑑』著/岩槻秀明

【書誌情報】
『雲の図鑑』
岩槻秀明 著

公開日:2021.11.18