眠れなくなるほど面白い 図解 天文学の話
これを読んだら、夜空を見上げずにはいられない!
知れば知るほど面白い、不思議で壮大な“天体”の魅力と楽しみ方をわかりやすく解説!
天文学とは、人類最大の謎とも言える「宇宙ってどうなっているの?」を観測によって解明しようとする研究分野で、最も歴史のある学問の1つです。
本書では、そんな天文学の話の中から、今日から夜空を見上げたくなる天体の雑学、望遠鏡がなくても観測できる星の探し方など、天文学を身近に感じる話題を厳選して掲載します。
「月食って月の満ち欠けと何が違うの?」「金星は星なのに真夜中に見えないのはなぜ?」「冥王星はなぜ惑星から外されたの?」など、意外と答えられない天体の素朴なギモンも解消!
また、「ローマ教皇が阻止したかったガリレオ・ガリレイの“地動説”とは?」といった、天文学を取り巻く学問と宗教の関係や、現在研究されている「宇宙」にたどり着くまでの天才たちの数々の説のウソホントなども解説します。
天文学の魅力と歴史を楽しみながら学べる一冊です。

太陽の色はホントは緑色!? 見る時間帯で変わるワケ【眠れなくなるほど面白い 図解 天文学の話】
地球の大気で太陽の見え方が変わる 太陽のイラストを見ると、赤やオレンジで彩色されていることが多いようです。ただ、実際の太陽を観察してみると、昼間の太陽の色は白や黄色に近く、赤くなるのは夕方になってからだとわかります。なぜ […]

夜空に線を引く星たち スタートレイル写真の魅力と撮影法とは【眠れなくなるほど面白い 図解 天文学の話】
夜空に輝く星の軌跡を1枚の写真に 時間の経過につれて空の星の位置は刻々と変わっていきます。自転する地球から眺めているため、星が動いているように見えるからです。星たちは地軸を中心に24時間かけて1周します(日周運動)このよ […]

地上から目視可能!人工衛星を見つけてみよう【眠れなくなるほど面白い 図解 天文学の話】
宵の空をしばらく眺めていると… 人工衛星は私たちの生活には欠かせないものです。遠隔地や山間部など障害物の多い地域と通信できるのも、衛星放送を視聴できるのも、1週間先の天気予報がわかるのも、人工衛星のおかげ。位置情報を参照 […]

星は死ぬけど星座は消えない!? 天文学の驚きの真実とは【眠れなくなるほど面白い 図解 天文学の話】
星座は図形ではなく領域を指している 太陽は黄色く輝く質量の小さい恒星で、年齢にたとえると現在45億歳くらいです。そして約50億年後に死を迎えると考えられています。 恒星は水素の核融合によって自ら輝いていますが、質量が大き […]

ふたご座は全然ふたごじゃない!? 驚きの「宇宙の距離感」【眠れなくなるほど面白い 図解 天文学の話】
地球からの距離はバラバラ 夜空の星たちは、明るさや大きさの差こそあれ、どれも地球からは変わらない距離にあるように見えます。もちろんそれは錯覚。どの星をとっても、それぞれ地球から異なる距離に存在します。それはひとつの星座を […]

星はなぜまたたくのか? 大気のゆらぎがつくる光のマジックとは【眠れなくなるほど面白い 図解 天文学の話】
大気の乱れが星をまたたかせている 世界各国で愛唱されている『きらきら星』にあるように、星は常にキラキラと点滅(明滅)しているように見えます。ただし、これは星自身が光の強さを変えてまたたいているわけではありません。地球上か […]

夜空の星はなぜカラフル?色でわかる宇宙の謎【眠れなくなるほど面白い 図解 天文学の話】
表面温度が星の色に反映される 何気なく眺めていると気づかないものですが、夜空の星にもそれぞれ色があります。それも白や黄色といったいかにも星らしい色だけでなく、赤い星や青白い星などさまざま。たとえばこと座のベガ(織女星)は […]

星のなかで唯一、北極星だけ動かない理由とは【眠れなくなるほど面白い 図解 天文学の話】
地軸の延長線上にある 夜空に輝く星々のなかで、実は一年を通して常に真北の空に輝いている星があります。それが「北極星」です。ほかの星が時間の経過とともに移動するなか、北極星はずっと同じ位置にとどまっています。そのため、昔か […]

今夜の空に輝くのは?知られざる“一番星”の真実とは【眠れなくなるほど面白い 図解 天文学の話】
宵の明星(金星)とはかぎらない 幼いころに口ずさんだ童謡の『一番星みつけた』。あるいは小学校の教材になっている、まど・みちおの詩『いちばんぼし』。これら童謡や詩にうたわれる「一番星」ですが、ひとつの決まった星を指すわけで […]

地球から肉眼で見える一番遠い星は?【眠れなくなるほど面白い 図解 天文学の話】
約250万光年の彼方にある銀河 夜空を見上げて同じような明るさに見えても、地球からの距離は個々にまったく異なるのが星たちの世界です。肉眼で確認できる星々のなかで、もっとも遠くにある天体の1つが、SF 作品などで知られる「 […]

都会の夜空でもくっきり見える1等星は21個しかない!?【眠れなくなるほど面白い 図解 天文学の話】
1等星は全天で21個しかない 夜空にまたたく星たちにも、よく見ると明るいものと暗いものがあります。古代ギリシャの天文学者ヒッパルコスは、肉眼で見えるもっとも明るい星を1等星、ぎりぎり見える暗い星を6等星として、星の明るさ […]

「火星の大接近」はいつ?見ごろと楽しみ方をチェック!【眠れなくなるほど面白い 図解 天文学の話】
大接近は15年から17年に一度 2018年7月31日、「火星が地球に大接近する」と話題になりました。地球と火星はそれぞれ違う軌道や周期で太陽のまわりを公転しており、両者の位置関係は常に変化しています。その地球と火星の距離 […]