眠れなくなるほど面白い 図解 民俗学の話

現代の社会を知る上でも重要な学問ともいわれる「民俗学」。
そもそも「民俗学」とは「民」(=人々)について「俗」(=ヴァナキュラー)の視点で研究する学問であり、日本においては、春夏秋冬の年中行事や風習から、身近な衣食住の伝統や習慣など、都市や地方のあらゆる「文化・もの」について、歴史や謂われ、理由などが存在する。
本書では、現代にも繋がる礼儀やしきたりや祭祀、文化や風習、民間伝承、芸能、文化遺産から、昔話、怪談、(都市)伝説、B級グルメ、ネットミーム、パワースポット、七不思議伝と言われるものまで幅広く取り上げ、「現代民俗学」としてあらゆるジャンルについてわかりやすく紹介、解説する。

かつて主婦はシャーマンの役割を担っていた!? 民俗学から学ぶ「女性・子ども・老人」の呪術的な役割とは【眠れなくなるほど面白い 図解 民俗学の話】

【「日本民俗学」の基礎知識】女性・子ども・老人が担った役割 異界に近い、特別な力を持つ存在 日本の民俗において、女性・子ども・老人は、共同体を構成する存在であると同時に、異界に近い特別な力を持つ存在として位置づけられてい […]

海や山で生きた「漂白性」を持つ人々…文化の担い手としての「農民」と「非農業民」【眠れなくなるほど面白い 図解 民俗学の話】

【「日本民俗学」の基礎知識】文化の担い手としての「農民」と「非農業民」 「山人」と「海人」の密接なつながり 日本民俗学においては、稲作を中心とした農業は単なる産業ではなく、日本人の信仰、共同体、生活様式などの根幹をなすも […]

昔の日本人はモノと一緒に何を交換していたのか? 民俗学における「マチ」の成り立ち【眠れなくなるほど面白い 図解 民俗学の話】

【「日本民俗学」の基礎知識】日本人の生活基盤 ②「イチとマチ」 常設化されたイチがマチへと発展 いろいろなムラに住む人たちが、一定の時間、一定の場所に集まって売買を行う制度が「イチ」です。古代のイチは、神を祀る場所や時期 […]

川は神様のハイウェイだった? 現代の日本で失われつつある伝統的な「ムラとイエ」【眠れなくなるほど面白い 図解 民俗学の話】

【「日本民俗学」の基礎知識】日本人の生活基盤 ①「ムラとイエ」 減少つつある伝統的なムラとイエ 民俗学でいうところの「ムラ」は、行政単位としての漢字の「村」ではなく、複数の「イエ」が集まって構成される集落を指します。地方 […]

「ハレの日」は霊力をチャージする日? 日本人の伝統的生活感覚「ハレとケとケガレ」を解説【眠れなくなるほど面白い 図解 民俗学の話】

日本人の伝統的生活感覚「ハレとケとケガレ」 「ケ」とは霊力のこと 日本人の伝統的な世界観を表わす民俗学的な概念に「ハレ」と「ケ」と「ケガレ」があります。 ハレとケは、一般的には「ハレ=祭りなどの特別な日」「ケ=普段の日」 […]

現代人の本当の姿を浮き彫りにする? ネット社会や消費文化までを網羅する現在の民俗学の定義とは【眠れなくなるほど面白い 図解 民俗学の話】

民俗学の研究対象は「みんな」 現代的な課題に取り組む学問 柳田國男は、民俗学の研究対象を「常民」と位置づけました。柳田のいう常民とは、武士や貴族といった支配層ではなく、農業や漁業に従事し、古くからの慣習や伝統を無意識のう […]

学者からVTuberまで多様な人々が発信する、現代日本における民俗学のあり方とは【眠れなくなるほど面白い 図解 民俗学の話】

現代日本における民俗学のあり方 時代とともに領域を広げる民俗学 現在、民俗学を学んだ人にどんな働き先があるかというと、大学所属の教員・研究者のほかに、各地の博物館という選択肢もあります。 たとえば、県や市町村といった地方 […]

「民俗学=現代民俗学」? 日本が生み出した独創的な民俗学とは【眠れなくなるほど面白い 図解 民俗学の話】

「現代民俗学」の誕生 ② 日本が生み出した独創的な民俗学 よりよい生を構想するための学問 21世紀に入る前後以降に登場した民俗学の研究の多くは、社会の構造的変動の中で、人びとの生活世界がそれにどのように対応しているかを、 […]

過去の知識で現代の問いを解消する 柳田國男が目指した現代科学としての民俗学とは【眠れなくなるほど面白い 図解 民俗学の話】

「現代民俗学」の誕生 ① 過去と現在をつなぐ学問 柳田國男が目指した民俗学への回帰 1990年前後になると、それまで農山漁村に存在していた「民間伝承」が近代化によって大きく変貌したり消滅したりする状況に直面し、新たな民俗 […]

「橋姫」が守っていたのはあの世の入口? 宮田登が解き明かした江戸のトポロジー【眠れなくなるほど面白い 図解 民俗学の話】

日本の民俗学 ③ 都市を研究対象とした民俗学 周辺の地から都市へ研究対象を拡大 初期の民俗学の調査は、農村・山村・海村・離島などを中心に行われました。その理由は、中心ではなく周辺の地であればあるほど、古いかたちの民俗が残 […]

柳田國男だけじゃない! 日本民俗学を創った学者たち【眠れなくなるほど面白い 図解 民俗学の話】

日本の民俗学 ② 多岐にわたる民俗学の領域 近代に日本民俗学を築いた人びと 日本では、1920年代以降、柳田國男が考える民俗学以外にも、多様なタイプの民俗学が形成されていきました。 柳田とともに、近代日本における民俗学の […]

名も無き人々の言い伝えから日本文化を明らかにした「日本民俗学の父」柳田國男の民俗学とは【眠れなくなるほど面白い 図解 民俗学の話】

日本の民俗学 ① 柳田國男の民俗学 日本民俗学の創設者 日本で民俗学が始まった20世紀初頭、その体系化と組織化を推し進めたのが「日本民俗学の父」とも称される柳田國男です。 1875(明治8)年に兵庫県で生まれた柳田は、東 […]
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