眠れなくなるほど面白い 図解 国宝の話
国宝は「重要文化財のうち世界文化の見地からも価値の高いもの、類いない国民の宝」と定義され、現在1144件(2025年)が認定されている。
普賢菩薩像から伊藤若冲までの「絵画」、弥勒菩薩半跏思惟像など「彫刻」、日本刀などの「工芸品」、銅鐸・金印・古墳出土品などの「考古資料」、中尊寺金色堂など「建造物」、「書跡・典籍」、「古文書」、「歴史資料」の8分野がある。
本書では、歴史的背景や、史実にもとづきながら、見所、詳細な情報を掲げ、丁寧に解説。
知っておきたい、興味深い国宝を中心に、写真ではわからない驚きや不思議・謎に踏み込んで紹介する。

横穴掘りがまさか「世紀の国宝発見」に! 明日香村から飛び出した極彩色壁画と飛鳥美人【眠れなくなるほど面白い 図解 国宝の話】
明日香村から飛び出した驚天動地の極彩色壁画! 唐文化が色濃く浮かぶ墓の主は皇族か ── 高松塚古墳壁画 高松塚古墳の彩色壁画が発見されたのは、昭和37年(1962年)ごろ奈良県高知郡明日香村の村人が、生姜の貯蔵庫をつく […]

菩薩は56億年後の未来に現れる!? スフィンクスやモナリザと並ぶ三大微笑「弥勒菩薩半跏思惟像」【眠れなくなるほど面白い 図解 国宝の話】
優雅な仕草とポーズ、謎めいた微笑みの仏像! アルカイックスマイルに籠めた慈悲 ── 弥勒菩薩半跏思惟像 「弥勒菩薩半跏思惟像(みろくぼさつはんかしいぞう)」といえば、たいていの人は、右手の指先を頬に添え、片足を膝に乗せ […]

聖徳太子の妃が描いた理想郷? 太子逝去の悲しみを「天寿国」の刺繍に昇華させた理由と【眠れなくなるほど面白い 図解 国宝の話】
飛鳥時代の文化・風俗を伝える貴重な刺繍画! 聖徳太子の住む天寿国を刺繍して追慕 ── 天寿国曼荼羅繍帳 中宮寺※のホームページ「寺宝」を開くと興味深い記事が目に入る。「日本最古の刺繍遺品として知られる「天寿国曼荼羅繍帳 […]

本物のタマムシ5000匹の翅を使った!? 推古天皇が愛した「玉虫厨子」の秘密【眠れなくなるほど面白い 図解 国宝の話】
推古天皇の信仰心が詰まった美麗な厨子! 飛鳥期仏堂建築をそっくり模した収納箱 ── 玉虫厨子 推古天皇※が朝晩の礼拝に愛用した仏具収納箱が「玉虫厨子」(国宝)だ。推古天皇(554〜628年)は、いつ、どこへ行くにも玉虫 […]

法隆寺の僧侶さえ1000年以上拝めなかった「秘仏中の秘仏」の国宝とは?【眠れなくなるほど面白い 図解 国宝の話】
法隆寺仏僧さえ瞻仰(せんぎょう)法度だった秘仏中の秘仏! 聖徳太子に似せて造仏された救世の心 ── 観音菩薩立像 「観音菩薩立像」(国宝)は法隆寺東院の夢殿に安置された本尊であり、通称名を「救世観音」として知られる。立 […]

【法隆寺の闇】聖徳太子の怨霊封じか? 国宝「釈迦三尊像」の急所に打ち込まれた謎の釘【眠れなくなるほど面白い 図解 国宝の話】
聖徳太子の怨霊封じか、法隆寺謎の仏像とは? 造像仏に隠されたダイイング・メッセージ ── 釈迦三尊像 「釈迦三尊像」の正式な国宝の指定名称は、「銅造釈迦如来及両脇侍像」という。法隆寺※金堂の中の間に安置された本尊であり […]

「115文字」の金文字が浮かび上がった、サビた剣が国宝になった理由とは!?【眠れなくなるほど面白い 図解 国宝の話】
歴史的、学術的価値が突出した驚愕の刻字銘文! 日本古代史の基準となった115文字 ── 金錯銘鉄剣(きんさくめいてっけん) 昭和43年(1968年)、埼玉県行田市の埼玉古墳群の1つ、稲荷山古墳の後円部分を発掘調査したと […]

ハニワ=茶色は嘘!? 実はカラフルだった国宝埴輪「挂甲武人」とは【眠れなくなるほど面白い 図解 国宝の話】
古墳時代の武人姿を完璧に具現した埴輪! 土色の埴輪は本来カラフルだった ── 挂甲武人(けいこうぶじん) 「埴輪※」の埴とは「赤い土」という意味、輪とは「取り囲む」という意味。つまり、赤い土で取り囲むとなる。何を? 墳 […]

解読不能の48文字が刻まれる国宝「時代を写す鏡」銅鏡とは!?【眠れなくなるほど面白い 図解 国宝の話】
中国古来の伝説人物が刻まれた人物画像鏡! 刻字された48文字の金石文には何が? ── 銅鏡 「銅鏡」は、「銅鐸」と並んで弥生文化を特徴づける代表的な文化財である。銅鐸同様、必ずしも制作地点と出土地点が一致せず、移動性を […]

なぜ蛇がついている? いまだ読み方が定まらない国宝「金印」の正体とは?【眠れなくなるほど面白い 図解 国宝の話】
読み方にいまだ決着がつかない金印の正体とは? 明らかになった後漢時代の印綬 ──漢委奴国王印 「金印」(国宝)に刻まれた「漢委奴国王」印を、たいていの人は「かんのわのなのこくおう」と読む。漢帝国の支配下にある委(倭)の […]

【縄文のミステリー】なぜ土偶は「奇怪な姿」なのか?国宝の女神たちに込められた命がけの願い【眠れなくなるほど面白い 図解 国宝の話】
縄文人たちが願いを籠めた奇怪な美! 「元始、女性は太陽であった」── 土偶の女神たち 大正時代(1912〜26年)のこと、女性解放運動の先駆者、平塚らいてう(1886〜1971年)が「元始、女性は太陽であった。真正の人 […]

何故か墓から出てこない、誰も用途を知らない謎の遺物とは?【眠れなくなるほど面白い 図解 国宝の話】
権力者に縁がない? 不思議で謎の遺物 果たして弥生中期の祭器か楽器か「銅鐸」 「銅鐸※」――それは実に謎めいた文化財である。銅剣や銅矛と同じ青銅器であり、釣鐘型の楽器(弥生中期)であることは突き止められているが、誰が、 […]