SPORTS LAB
- スポーツを通じて美しくそして健康に -

れんこんのおすすめ保存方法/切り方&調理方法/食べ合わせ/メニューとは!?【カラダを温める食べ物】

Text:石原結實

体を温める最強のスター食材

冷えからくる体調不調や病気は、体を温める食べ物で予防・改善されます。ここでは数多い食材の中から、体を温める効果・効能の高い、最強の食材をプロフィールとともに紹介します。その切り方から保存方法、簡単な食べ方まで、ワンポイントレッスンも必見です。

【れんこん】豊富なビタミンとミネラル、鉄分で貧血を改善

●江戸時代から親しまれてきた薬効の植物
主成分は炭水化物で、同様に食物繊維を多く含有しています。意外ですが、ビタミンC もレモンに匹敵するほど豊富。 ミネラル、鉄分も多いため、貧血の予防・改善にも活躍します。切り口が黒ずむのはポリフェノールの一種タンニンが空気中の酸素に触れて酸化するためですが、止血や消炎作用があり、潰瘍の出血や鼻血を止めることが期待できる成分です。

れんこんを切るとき生じる、糸を引くような特有の粘り気はムチンで、胃もたれや胸やけなどに効果があり、粘膜を強くして消化不良を改善。タンパク質の消化を促進する働きもあります。江戸時代の「日養食かがみ」にもれんこんは、「胃を開き、嘔吐、下血を直す」とあります。

【Point】胃壁をブロック!
宴会が多い季節、暴飲暴食で胃腸を傷める前にムチンで予防しよう!

保存方法

●切り口が変色しても、味には変化なし
切っていない場合は紙で包み、ビニール袋に入れて軽く閉じ、根を下にして立て、野菜室に入れれば1週間保存可能です。半分に切ったものは、切り口にぴったりラップをし、密封袋に入れて野菜室で保存。輪切りなど、全体的に切ったものは密封袋に入れてなるべく空気を抜き、冷蔵庫で保存。いずれも3日ほどで使い切りましょう。

おすすめの切り方&調理方法

●食感を楽しむなら輪切りがおすすめ
切り口が黒ずむからと言って、長い時間あく抜きをすると栄養分が流出してしまうので、水にさらすなら5分以内が目安です。皮付近にタンニンが多く含まれるので、よく洗って皮ごと調理すると栄養を丸ごといただけます。シャキシャキ食感を楽しむなら厚めに切って油で炒めたり、煮物、はさみ揚げなどにピッタリです。

・輪切り/はさみ揚げなど
・いちょう切り/煮物など
・すりおろし/肉団子など

おすすめの食べ合わせ

●れんこん+パプリカ
食物繊維とβカロチン、ビタミンCで免疫力を強化。

●れんこん+まぐろ
カリウムにマグロのタンパク質をプラスして高血圧の予防に。

れんこんメニュー例

れんこんのはさみ揚げ、れんこんのチーズ焼き、根菜の煮物、中華炒め、れんこんのサラダ、マリネ、おろしれんこんのつみれ鍋、れんこんの生姜焼きなど。

【書誌情報】
『図解 カラダを温める食べ物』
著者:石原結實 医学博士/イシハラクリニック院長
レシピ/料理:藤沢セリカ

近年、低体温が病気を招く原因となり、体温が上がると不調が改善=健康になるといわれている。医師である著者が、身体を温める30種以上の食材をクローズアップし、食材ごとの成分や効能、また、調理法や切り方・保存法・食べ合せによる最適な摂り方を紹介、解説する。