バックルとめ外し
推奨年齢 2歳~ あそび制作 ▶おうちdeモンテッソーリ
リュックサックや車のチャイルドシートなどに見られるバックル。ふだんはあまりふれる機会がありませんが、こちらを使えば存分にバックルとめの練習ができます。
この力が伸びる!
子どもがひとりではできないバックルのとめ外しを、このような形であそびとすることで、自立をサポートできます。
あそぶときのポイント
とめたり外したりして手本を見せるところからスタート。子どもがしっかりやりかたを理解できるよう、ゆっくりとやってみせましょう。
用意するもの
- ・木の板(厚みのあるものA5サイズ)
- ・かばんテープ
- ・バックル3個
- ・ほつれどめ液(あれば)
- ・針
- ・糸
- ・タッカー
作り方
作り方1
木の板の2倍の幅になるように、かばんテープをカット。これを3本作る
作り方2
カットしたかばんテープの片側を、バックルのソケット(受け口)に通して縫いつける
作り方3
縫いつけたソケットに、バックルのプラグ(差し口)を差し込む
作り方4
かばんテープのもう一方を、プラグ穴の下側から通し、もうひとつの穴に通す
作り方5
木の板に仮置きし、長さを調節。位置が決まったらバックルを外す
作り方6
かばんテープを折り曲げる位置で、両側をタッカーでとめて固定する
【出典】『ゆる〜く楽しく続く!おうちモンテッソーリの知育遊びアイデア帖』監修:北川真理子
【書籍情報】
『ゆる〜く楽しく続く!おうちモンテッソーリの知育遊びアイデア帖』
監修:北川真理子
モンテッソーリ教育は、多くの教具や教材を使用し、子どもが自ら発見し学べる環境を提供する教育方法です。モンテッソーリ園では、異年齢の子ども同士の関わりも重視され、優しさや思いやりが自然に育まれます。しかし、家庭では教具を揃えるのが難しく、環境も十分ではありません。本書では、家庭でできるモンテッソーリ教育の要素を取り入れた知育遊びを紹介。特に指先を鍛える遊びが中心で、これにより将来の鉛筆や箸の使用に役立ちます。子どもが興味を示さない場合は、全身運動を取り入れてから再挑戦するのがおすすめです。本書が子どもの成長と自立をサポートする一助となることを願っています。
公開日:2024.07.30
