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【推薦コメント&イラスト到着】ニコラス・ガリツィン、アンドリュー・スコット出演のアイルランドの青春映画『ハンサム・デビル』日本初上映!

株式会社つみき
3月11日(火)に日本初上映するアイルランド映画『ハンサム・デビル』にて、推薦コメント&イラストが到着しましたのでご紹介します。


(C)2016 Treasure Entertainment Ltd.

国内最大級の映画・ドラマ・アニメのレビューサービス Filmarks(フィルマークス)主催のリバイバル上映プロジェクトにて、フィオン・オシェイ、ニコラス・ガリツィン、アンドリュー・スコット出演の日本未公開のアイルランド映画『ハンサム・デビル』を、新宿ピカデリーで、3/11(火)19:20の回にて、1回のみの特別限定上映が決定。この度、児玉美月さん、村尾泰郎さん、よしひろまさみちさん、他、全8名の方より、推薦コメント&イラストが到着しましたのでご紹介します。
■コメント一覧(五十音順・敬称略)
児玉美月(映画批評家)
アイルランドが贈る、愛すべき青春映画の名作がいまスクリーンによみがえる。
この映画は「他人の言葉で自分を語るな」とわたしたちを鼓舞し、自分が自分にならなければ、この世界からたったひとりしかいない自分は消えてしまうと優しく包み込む。
人生を変えてしまうかけがえのない「運命の出逢い」は、必ずしも「恋愛」とは限らない。
竹島ルイ(ポップカルチャー系ライター)
CとDのコードしか弾けなかった孤独な少年が、ルームメイトと友情を深め、二人で美しいアルペジオを奏でていく。そう、世界は“自分”と“他者”だけの場所じゃない。アイルランドから届けられたこの青春映画は、ありのままの自分でいることを力強く肯定し、ありのままの自分に寄り添ってくれる人がいることを伝えてくれる。
寺嶋夕賀(映画コラムニスト)
愛おしく、晴れやか。
セクシュアリティに限らず、誰もが経験し秘めたことのあるマイノリティゆえの心の痛みをどこか思い出す。多感な年ごろに素直になることへの憧れも抱きながら、自分に問い続けたい言葉が眩しく存在し寄り添ってくれる。
ビニールタッキー(映画宣伝ウォッチャー)
ゲイのいじめられっことラグビーのスター選手と厳しくて優しい先生の出会いが、すべてを変えた。男らしさが優先され、同調圧力の強い学校で、自分の言葉で自分を語る大切さと、自分が自分らしくあることの気高さを知る。最低の失敗をしてしまっても、望んだ未来はまだ先でも、ぼくたちがチームなら前に進めると示してくれる青春映画。
名取由恵(イギリス在住ライター)
アイルランドの寄宿学校を舞台にゲイ少年の友情を描く青春映画というだけで心ときめくが、それに加えて主要キャラを演じるフィオン・オシェイ、ニコラス・ガリツィン、アンドリュー・スコットがとにかく魅力的!寮の部屋にスウェードのポスターがあったり、アンダートーンズ、ハウスマーティンズ、トラッシュキャン・シナトラズなどの曲が重要なシーンで流れたりと音楽愛にも溢れている。
村尾泰郎(映画/音楽評論家)
自分の居場所が音楽にしかないネッド。本当の自分を隠し続けてきたコナー。2つの孤独な魂が触れ合って友情というハーモニーを奏でる。スミスの名曲をタイトルにしているだけあって、ビッグ・スター、トラッシュ・キャン・シナトラズ、ハウスマーティンズなど、ギター・ポップ好きにはたまらないバンドの名曲の数々が流れるのも本作の魅力。2人が初めて言葉を交わすシーンで流れるプリファブ・スプラウト「Desire As」に胸が熱くなる。そんな甘酸っぱさのなかに世の中に対する怒りや希望も描かれていて、学園のはみ出し者を主人公にした作品だけど青春映画としては優等生。
よしひろまさみち(映画ライター)
配信で観られなくなった“ぼくたちのチーム”が原題で、しかもスクリーン上映とは! 閉鎖的環境での同調圧力、それを乗り越えるための友愛と衝突、そしてアンスコさん演じるシェリー先生の導き……どれをとっても一級品。クィア映画としても青春映画としても大傑作の本作、見逃さないで!
■イラスト(敬称略)
トモマツユキ(イラストレーター)



『ハンサム・デビル』は、ゲイであることを理由にいじめられていたネッドと、ラグビー部のスター選手であるコナー。自分らしく生きることに戸惑いを感じる16歳の少年2人と、それに影響を受ける2人の教師の葛藤を描く物語。多様性を尊重する今の時代だからこそ響く、青春映画の傑作。

日本では劇場公開されず、『ぼくたちのチーム』の邦題でNetflixのみで配信された作品で、現在は配信終了となり、さらにDVDやブルーレイなどパッケージソフトも販売されていないため、日本ではどこでも観ることができない映画でしたが、この度、初めて劇場上映することが決定。1度しかないこの機会に、ぜひスクリーンでお楽しみください。
予告