吉納 翼(よしのう つばさ)/早稲田大
180cm87kg 右投左打 遠投105m 外野手
50m6秒2
投手もこなす強打が魅力のプロ注目外野手で、オープンスタンスから強い打球を放つ左の強打者として3、4番を担う。1年時に右手の有鉤骨を骨折しながらも、2年時春の選抜からレギュラーに定着し、逆方向への長打も記録している。
早大(21年-24年)では1年生の春からベンチ入りし、2年時春に6・5番・右翼として定位置を掴む。3年生の春から5番打者としてチームを支え、同秋には打率.324、本3点9でベストナインを受賞し、4年生の春には3番を任され、侍J大学代表候補にも選ばれた。
3年時春には明大戦で左翼への3ラン、秋の東大戦や4年春の慶大戦では1試合2発を記録するなど、勝負強い打撃を披露。卒業後はNPB入りを目指し、高校時代から続くプロからの評価を得ており、7季で計57試合に先発し、通算54安打、打率.265、本9点36の成績を残した。
全国大会には4年時春の第73回全日本大学選手権大会(準優勝)に出場し、全4試合で3番・右翼手として先発、打率.250、本1、4打点の活躍で敢闘賞を受賞。特に準決勝・東日大戦(4-3)では、逆転の右3ランと決勝の左犠飛で全4打点を挙げる活躍を見せた。
国際大会では4年時夏のプラハ大会とハーレム大会(いずれも優勝)に出場し、主に右翼手として全11試合中9試合に先発。打率.212、7安打3長打で本0点4を記録した。通算63試合で打率.265、54安打、9本塁打、36打点の成績を残している。
吉納翼を楽天、ロッテ、ヤクルトなど、複数球団が興味を示している。
公開日:2024.10.17