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1着欄に4歳馬、2着欄に5歳&6歳馬がこのレース的中の王道!【日経新春杯】競馬初心者講座講師:長谷川雄啓の過去7年データ分析!

Text:長谷川雄啓

日経新春杯(日曜・京都)

芝外回り2400mのハンデ戦、GⅡ。

21~23年は中京での施行。従いまして、データは14~20年の7年で見ていきたいと思います。

 

1番人気は〔320〕、2番人気は〔310〕、3番人気は〔001〕。

6番人気以下〔113〕、2ケタ人気馬〔011〕。

馬連3ケタ3回に、万馬券1本。

1、2番人気で6勝ですが、残る1回は6番人気が勝ち、2、3着は10番人気と7番人気。荒れる時は、大きく荒れるようです。

 

ステップレースを見ていきましょう。

GⅠの菊花賞から〔300〕。掲示板確保の馬。

ダービーから〔100〕。7着馬。

GⅡの札幌記念から〔001〕。14着馬。

ステイヤーズSから〔001〕。3着馬。

GⅢの中日新聞杯から〔010〕。3着馬。

他に、4回中京施行時のGⅡ金鯱賞から〔101〕。8着と3着の馬。

同じく、GⅢ愛知杯から〔011〕。6着馬と1着馬というのがあります。

3勝クラスから〔242〕。勝ち馬6頭に、2着馬と4着馬。

2勝クラスから〔011〕。こちらは勝ち馬でした。

馬券圏内21頭中、前走で掲示板を外していたのは4頭だけ。重賞で2番人気、3番人気だった馬と、GⅠ、GⅡに出走していた馬です。

 

トップハンデは7年で10頭いて〔011〕。

勝ち馬のハンデは56~52キロで、平均すると56.57キロ。

2着馬は56~53キロで、平均54.71キロ。

3着馬は58~51キロで、平均54.36キロ。

53キロ以下が〔113〕。今年は54キロ以下となりますが、軽ハンデ馬の好走に注意が必要です。

 

連対14頭中、10頭に芝2200m以上での勝ちがありました。

例外の4頭は、以下のよう。

勝ちは芝1800mも、芝3000mの菊花賞で2着だった、14年の勝ち馬サトノノブレス。

芝2000mのOP若葉Sに勝ちがあった、15年の勝ち馬アドマイヤデウス。

勝ちは芝2000mも、芝2400mの神戸新聞杯に2着があった、17年の勝ち馬ミッキーロケット。

勝ちは芝2000mも、芝1800mのきさらぎ賞に2着があり、菊花賞も勝ち馬から0.5秒差の5着だった、19年の勝ち馬グローリーヴェイズです。

 

牝馬は〔011〕。

年齢別で見ていくと、4歳〔620〕、5歳〔033〕、6歳〔124〕。

3世代に限られ、中でも圧倒的に4歳馬が好成績です。

最後に、馬券圏内21頭すべて、10番枠より内の馬。

中でも、5番枠より内の馬が11頭。内枠優勢を頭の中に置いておきたいところです。

※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。

【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』

【書誌情報】 第6版出来!

『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』

著者:長谷川雄啓

競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。

そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。

これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。

ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。

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