キーンランドC(日曜・札幌)
芝1200m戦、GⅢ。
函館で行われた13年を除く、データは過去9年です。
1番人気は〔221〕、2番人気は〔140〕、3番人気は〔202〕。
6番人気以下〔323〕、2ケタ人気馬〔100〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
9年のうち8年で、1~3番人気が連絡み。例外の1回も1番人気が3着でした。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
高松宮記念から〔102〕。
函館スプリントSから〔222〕。
アイビスSDから〔101〕。
OP時代も含む、葵Sから〔101〕。
その他、NHKマイルCから勝ち馬が。
ヴィクトリアマイル、CBC賞から2着馬が。
京王杯SC、中京記念から3着馬が出ています。
重賞組の人気、着順は不問ですが、好相性の函館スプリントSからの6頭は、すべて3着以内の馬でした。
OPのUHB杯から〔221〕。勝ち馬2頭に、1番人気7着馬が2頭、5番人気13着馬が1頭です。
青函Sから〔001〕。勝ち馬。
3勝クラスから〔120〕。すべて勝ち馬でした。
ちなみに、OP、3勝クラスは、すべて北海道開催のレースです。
連対18頭すべてに、芝の重賞での連対、またはOPクラスでの勝ちがありました。
また、連対18頭中16頭に芝1200mでの勝ちがありました。
さらに、連対18頭中14頭に、札幌もしくは函館の芝1200mのOPクラスまたは3勝クラスでの勝ちが、あるいは同重賞での3着以内がありました。
例外の4頭は競馬場を問わず、芝1200mの重賞に連対歴を持つ馬です。
牝馬は〔645〕。牡馬を上回り、3着以内に牝馬が2頭いたことが7回もあります。
年齢別に見てみると、3歳〔230〕、4歳〔333〕、5歳〔323〕、6歳〔011〕、7歳〔001〕、8歳〔001〕、9歳〔100〕。
4、5、3歳の順にいいようです。
前走から距離を短縮した馬は〔112〕。
連対の2頭は芝1600mのGⅠから。覚えておくといいかもしれません。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第6版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2023.08.26