SPORTS RELEASE
- スポーツの新しい情報をお届け! -

  • HOME
  • SPORTS RELEASE
  • 【K-1大会事後レポート】新王座に寺田 匠、リュウ・ツァーが初防衛!ヨードクンポンがトーナメントを制し、与座優貴が圧倒的な強さを魅せる!

【K-1大会事後レポート】新王座に寺田 匠、リュウ・ツァーが初防衛!ヨードクンポンがトーナメントを制し、与座優貴が圧倒的な強さを魅せる!

K-1実行委員会
本日9月30日11:00~【一夜明け会見】が公式YouTubeにて実施




K-1/Krush の運営及びジム運営する K-1 実行委員会は、9月29日に国立代々木競技場第二体育館大会にて『K-1 WORLD MAX 2024』を開催しました。
試合結果:https://www.k-1.co.jp/schedule/16630

本日11:00AMより、一夜明け会見を、「K-1【official】YouTube channel」にて生配信します。

◇視聴URL:https://youtube.com/live/QCCHUZ12BOc

大会サマリー
今大会は「K-1 WORLD MAX」をメインタイトルに、今年7月開催された“-55kg世界トーナメント”で勝利を収めた金子晃大、玖村将史、璃明武、大久保琉唯ら日本人選手が勝ち上がり、世界の頂点を決める注目試合が繰り広げられ、璃明武を破った金子と玖村を判定で下した大久保の決勝戦となり、金子がKO勝利しました。(2R 0分26秒 ※右ローキック)
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000304.000030100.html)
述べ8名による[第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメント]が開催され、注目の決勝戦は、連続KO勝ちをしてきたヨードクンポン・ウィラサクレック(タイ)と堅実な試合をした“ミスター・パーフェクト”稲垣柊がタイトルを競い合い、判定2-0(※30-29×2、30-30)でヨードクンポンが新王者となりました。
さらに、因縁の対決となるリュウ・ツァー(中国) vs マハムード・サッタリの[K-1 WORLD GPクルーザー級タイトルマッチ]は、判定2-0(※30-29×2、29-29)でリュウが勝利。ジャッジは2者がリュウを支持し、アグレッシブに攻め続けたリュウがタイトル防衛に成功。敗れたサッタリも最後まで打ち合い、好戦となりました。
多いに会場を沸かせたフェザー級タイトルマッチは現王者の軍司 泰斗 vs 寺田 匠に、延長判定0-3(9-10×3)で大激闘の延長ラウンドを終え、寺田が新王者となりました。
第6代K-1 WORLD GPライト級王者の与座優貴は[第14試合 スーパー・ファイト -63kg契約]で、元ONEキックボクシング・フライ級王者のペッダム・ペッティンディーアカデミー(タイ)と対戦し、与座がダウンを奪いKO 3R 1分12秒(※左ローキック)で勝利しました。
その他「卜部功也の引退セレモニー」の実施等、目の離せない全23カードの珠玉のワンマッチは、9試合がKO勝利となり、会場は大いに盛り上がり幕を閉じました。


▼第17試合 第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメント・決勝戦 ヨードクンポン・ウィラサクレック(タイ)vs 稲垣柊



判定2-0(※30-29×2、30-30)でヨードクンポンが勝利し、新王者に。
1R、ヨードクンポンは右ローキック、右ハイキック。稲垣は左ミドルキックを返す。ヨードクンポンは左フック、右ハイキックで攻撃。稲垣は左ミドルキックも、ヨードクンポンは右ハイキック。稲垣の左に右フックで入る、ヨードクンポン。ヨードクンポンの右ハイキックに、右フックを合わせる稲垣。互いに一歩も引かない。ヨードクンポンは右ハイキック、飛びヒザ蹴りで攻撃。接近する稲垣に左ショートを合わせるヨードクンポン。
2R、稲垣は右ハイキック。ヨードクンポンは右ハイキックを返す、ヒザ蹴りで攻撃。飛び込む稲垣に、左フックのヨードクンポン。足をすくうヨードクンポンに注意が入る。ヨードクンポンは右の蹴り。稲垣も左ハイキックを返す。この試合は、蹴り合いの展開となる。ヨードクンポンの右、左のフックが飛ぶ。
3R、稲垣は右フック。ヨードクンポンはヒザ蹴り。飛びヒザ蹴りの稲垣は、軽くヒットもその後に左フックへつなげた。さらに右フック。ヨードクンポンは右のパンチで攻撃。接近しての攻防。稲垣は右をヒット。ヨードクンポンは右の蹴り、後ろ廻し蹴りで攻撃して終了。判定は2-0でヨードクンポンが勝利。新王者となったのはヨードクンポンだった。




 新王者のヨードクンポンは、「日本で初めてでしたが、応援してくれてありがとうございました。今回、このリングに立つチャンスをもらってありがとうございました。KOで勝てることを目指してやってきました。ブアカーオ、ゲーオ、ゴンナパーに並んでチャンピオンになれてよかったです。支えてくれたウィラサクレック・フェアテックスジム、ありがとうございました」とコメントした。

▼16試合 K-1 WORLD GP クルーザー級タイトルマッチ リュウ・ツァー(中国) vs マハムード・サッタリ(イラン)



判定2-0(※30-28、29-29、30-29)で、リュウ選手が王座防衛に成功。
1R、リュウは右ミドルキック。サッタリは右ローキックを返す。リュウの右の蹴りにサッタリはパンチで攻撃。サッタリの飛び込んでの左フック、さらに右ボディをヒット。リュウも右のパンチ。互いにカーフキックを蹴り合う。リュウのカーフキックに、サッタリがアッパー。リュウのヒザ蹴りをサッタリがガード。リュウの左からの右が飛ぶ。やや手数が減るサッタリ。

2R、リュウは左の蹴りから右カーフキック。サッタリは前蹴り、ボディ打ち、インローで弾く。リュウは右、前蹴り、ボディ打ちで連続攻撃。サッタリは下がりながらカーフキック。リュウは左ボディ、右ハイキックで畳み掛ける。サッタリは右フックも後頭部の近く。リュウはインロー、左フックで攻撃した。

3R、サッタリは右フック、リュウは左ミドルキック。サッタリは左も空振り。さらにカーフキックからパンチへつなげる。サッタリは右フック。リュウもエンジンをかけて、蹴りを繰り出す。サッタリは左ローキック。リュウはミドルキック、前蹴り、右ハイキックで攻撃。サッタリは右アッパーも空振り。さらにサッタリは左フック。最後は打ち合うも、判定へ。2-0でリュウが王座防衛に成功した。




王座防衛に成功したリュウは「今回K-1のリングで戦えて嬉しいです。今日は十分なパフォーマンスではなかったです。KOできなくて、すみません。もっと努力して強くなろうと思います。明後日10月1日は、中国にとって国慶節と大事な日です。それを前に勝てて嬉しいです。あと、ウェイ・ルイ先生にお子さんが生まれました。おめでとうございます!K-1のリング、日本、中国のファンのみなさんありがとうございました。サッタリ選手、会見で荒れてしまいましたが盛り上げようとしたことを理解しています。また戦いましょう」と挨拶しました。


▼15試合 K-1 WORLD GP フェザー級タイトルマッチ 軍司 泰斗 vs 寺田 匠



延長判定0-3(9-10×3)で大激闘の延長ラウンドを終え、寺田選手が新王者に。
1R、キックのコンビネーションを寺田が打ち込むと、かかさず郡司がワンツーで返す。一進一退の攻防で、一歩も引かないラウンドになりました。2R、軍司のパンチと寺田のカーフキックが真っ向から激突。カーフキックの寺田。軍司は左フック、左右のフックをまとめる。寺田はカーフキックからパンチへつなげる。互いに下がらない接戦に。

3R、軍司はジャブ、インロー。寺田はカーフキック、さらにカーフキック、左を入れる。軍司は下がらずに右、左のパンチ。寺田のジャブ。軍司の右ストレート、左フック。ともにガードの上から強打が当たる。軍司の右クロス、ボディ。寺田はカーフキック。軍司はフックからヒザ。最後は打ち合いになり、終了のゴング。判定は1-1でドローとなり、延長ラウンドに突入しました。

延長R、ジャブをつく軍司は右フック。寺田は右カーフキック、さらに左カーフキックをヒット。軍司の右が入り、バランスを崩す。寺田はカーフキック、軍司はボディから顔面へパンチ。寺田はカーフキック。そして左フックで攻撃。軍司も打ち返す。ボディ打ちをする軍司。ワンツーの軍司。ともに蹴り合い、打ち合いとなる。3-0で寺田が勝利し、新王者となった。







勝利後のインタビュー:「たくさんの応援ありがとうございました。3歳から空手を始めて、高校に行けなかったり、これまでずっと格闘技をやってきた。格闘技しかできない自分はたくさん迷惑をかけてきました。team VASILEUSでは、自分だけベルトを持っていないので、練習のときから置いていかれたらどうしようと毎日おもっていたが、今日ベルトを獲ったことでteam VASILEUSが最強であることを証明できた。全ての人たちに感謝したいです。ありがとうございます。」と新チャンピオンになった気持ちを語った。


▼14試合 スーパーファイト -63kg契約 与座 優貴 vs ペッダム・ペッティンディーアカデミー(タイ)



KO 3R 1分12秒(※左ローキック)で、与座選手がKO勝利。
与座は、今年3月のRISEとの対抗戦で中村寛と対戦も、後ろ蹴りが急所に入ったアクシデントが発生し、途中までの判定となり勝利。続く7月のゴンナパー・ウィラサクレックとの新旧王者対決は、1RKO勝ちで強さを証明したばかりの注目選手です。

対するペッダムは、ルンピニースタジアム認定バンタム級王座とWBCムエタイ世界フェザー級王座をそれぞれ獲得し、TOYOTAマラソントーナメント・フェザー級でも優勝。2018年からONEに参戦し3試合連続で勝利を収め、19年5月にエリアス・マムーディを破り、初代ONEキックボクシング・フライ級(-61kg)王者になりました。

1R、サウスポー構えのペッダムは左ローキック、ジャブを当てる。与座は左ローキック。ペッダムは左ストレート、与座は左ローキックを返す。ペッダムは左ミドルキック。与座は与座キックでダメージを与えていく。ペッダムはミドルキック。与座は圧力をかけて追い込む。

2R、与座は前蹴り、三日月蹴りとコンビネーション。ペッダムはパンチを顔面とボディで打ち込む。左カーフキックでダウンを奪った与座。立ち上がったペッダムはパンチで勝負をかけるも、与座はカーフキックを蹴っていく。

3R、ペッダムはヒザ蹴り。与座はパンチからヒザ蹴りを返す。背中を向けてコーナーへ逃げるペッダムに左ハイキックでダウンを奪う。立ち上がったペッダムは、パンチ連打で逆襲。だが与座はボディ打ち、さらに左カーフキックでダウンを奪い、KO勝ちを奪った。




KO勝利した与座は「応援ありがとうございました。ペッダム選手、久しぶりに緊張感のある試合でした。セコンドから、“もっと行かないと”と言われて、最後壊しにいって最高の勝ち方になったかなと。自分はまだ通過点なので、もっと世界の強いやつとやらせてください」とアピールしました。


▼卜部功也 引退セレモニー



本大会では6月8日に引退を表明した卜部功也選手の引退セレモニーが行われました。引退セレモニーには、武尊選手や、自らが代表を務めるALONZA FITNESS & KICKBOXINGのメンバー、そして2018年3月のK'FESTA.1で開催した「K-1 WORLD GP ライト級タイトルマッチ」で戦った戦友のウェイ・ルイ選手も出席し、花束を贈呈しました。

卜部選手は、手紙を手に取って「人生を変えてくれたK-1に恩返しできるように挑戦していきたい」と語り、K-1甲子園に出場した高校生時代から現在に至るまでのこれまでの選手人生を振り返りました。テンカウントゴングとともに15年間の現役生活に幕を閉じた。


尚、本大会を見逃してしまった方も、当日の大会試合動画はK-1公式YouTubeチャンネルおよび
(https://www.youtube.com/k1wgp_pr)、下記にてご覧いただけます。

皆さんどうぞご覧ください。



【9.29 一夜明け会見】
本日9月29日(日)国立代々木競技場第二体育館で開催された、「K-1 WORLD MAX 2024」の一夜明け会見を、下記スケジュールのとおり開催します。

会見の模様は「K-1【official】YouTube channel」にて生配信します。
なお記者会見の一般公開は致しません。ぜひ、“YouTube Live”でお楽しみください!

◇日時
2024年9月30日(月)11:00~ 会見開始
◇視聴URL:https://youtube.com/live/QCCHUZ12BOc