「I’Museum Center(市原歴史博物館)」は、2024年10月12日(土)~12月15日(日)の間、特別展「旅するはにわ-房総の埴輪にみる地域間交流-」を開催します。開催を前に、“はにわが旅をする”様子をイメージした特別ポスターを掲出しています。
◆はにわが旅をする?
市原歴史博物館の2024年度の特別展は「はにわ」がテーマです。千葉県指定文化財の「山倉1号墳出土埴輪(はにわ)」が出土した、山倉1号墳の発掘調査報告書刊行から20年の節目となることから企画しました。
「山倉1号墳出土埴輪」は、東日本最大級の埴輪工房である埼玉県鴻巣市の生出塚(おいねづか)埴輪窯で焼かれ、はるか市原の地に運ばれてきたことが研究によりわかっています。埼玉から千葉へ、はにわがあたかも“旅する”ようにやってきたと捉え、今回の特別展を「旅するはにわ」と名付けました。
特別展会場では、市原歴史博物館の主要展示資料「山倉1号墳出土埴輪」のほか、重要文化財の「生出塚埴輪窯跡出土人物埴輪」など、古墳時代後期(6世紀後半)の埴輪を多数展示し、房総半島における埴輪文化と地域間交流の実像に迫ります。
◆「旅するはにわ」の特別ポスター
特別展「旅するはにわ」の開催に合わせ、はにわが埼玉県鴻巣市から千葉県市原市までを“旅する”イメージを盛り込んだ特別ポスターを作成し、各地に掲出しています。埼玉・鴻巣駅を出発し、荒川~東京湾を超え、市原市にやってきたはにわが、展示会場の市原歴史博物館にたどり着くまでを「旅の記念写真」風に表現しています。
特別ポスターは市原歴史博物館のホームページやSNSで公開しているほか、市内各地の商業施設や主要駅などにも順次掲出します。ポスターは全部で10種類あるので、ぜひお気に入りの“旅するはにわ”を見つけてみてください。
◆特別展「旅するはにわ-房総の埴輪にみる地域間交流-」開催概要
【期間】
2024年10月12日(土)~2024年12月15日(日)
【開館時間】
9:00~17:00(最終入館は16:30まで)
【休館日】
月曜日(月曜日が祝日の場合、翌平日)
【観覧料】
一般600円、高校生500円、中学生以下無料
※有料観覧者が20人以上の場合、団体料金適用(各100円引)
※特別展の観覧料には、常設展示観覧料を含みます
【特別展ホームページ】
https://www.imuseum.jp/rekisi_museum/tokubetsu/2024_tokubetsu/1284.html
【特別展案内動画】
◆特別イベント
・学芸員による展示ガイド(10月13日、11月10日)
・ミニ人物はにわづくりに挑戦!(10月20日)
・はにわの故郷さきたまを訪ねる(11月9日)
・いちはら郷土学習講座:フィールドワーク「姉崎古墳群を歩く」(11月16日)
・いちはら郷土学習講座:座学「埴輪の来たみち」(11月3日)
・特別講演会「房総の埴輪と地域性」(11月24日)
・はにわの3D計測に挑戦!(12月1日)
※特別イベントの詳細は市原歴史博物館ホームページへ
https://www.imuseum.jp/rekisi_museum/tokubetsu/2024_tokubetsu/1284.html
◆お問い合わせ先
市原歴史博物館
〒290-0011 千葉県市原市能満1489番地
電話:0436-41-9344
ファックス:0436-42-0133
メール:imuseum@city.ichihara.lg.jp
開館時間:9時00分~17時00分
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始
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公開日:2024.09.15