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世界に向けて挑戦している若い音楽家やアスリート、彼らの育成に努めているコーチ、そして発展と改革に挑むリーダーを顕彰する「第7回 服部真二賞」 受賞者決定

一般財団法人 服部真二 文化・スポーツ財団
世界に向けて挑戦している若い音楽家やアスリート、彼らの育成に努めているコーチ、そして発展と改革に挑むリーダーを顕彰する「服部真二賞」の受賞者が決まりました。


 
第7回服部真二賞受賞者 左上から大林武司さん、阿部詩さん、児玉隼人さん、清水花菜さん、森林貴彦さん
 一般財団法人 服部真二 文化・スポーツ財団(所在地:東京都中央区、理事長:服部真二)は 、第7回 「服部真二賞」 の受賞者を決定しました。
 本賞は、音楽やスポーツなどの分野において、発展・改革に挑むリーダー、世界に向けて挑戦している若い人、彼らを心身両面から支え育成に努めているコーチ・エキスパートを応援し、さらなる活躍のための環境づくりを行うことを目的としています。第7回目の「服部真二賞」受賞者は、次の5名の方々です。
 授賞式は 11月1日(金)に関係者のみにて執り行います。当日の様子は、後日当財団HPにて公開いたします。

■服部真二賞 
高いビジョンを持ち、音楽・スポーツの発展・改革に挑戦しつづけるリーダー Young Leader:
積極的な対戦スタイルで数々の国際大会にて優勝を飾り、高みを目指してたゆまぬ努力を続ける
阿部詩さん(柔道選手) 

■服部真二 音楽賞
世界をめざし、挑戦しつづける若い音楽家 Rising Star:
国内の数々のコンクールにおいて最高賞を受賞され、今後世界に羽ばたく実力を備える
児玉隼人さん(トランペット奏者)

音楽家を支え、育成に尽くされているコーチ・エキスパート Inspiring Coach:
ミュージシャンとして日米ジャズの架け橋を担い、若い音楽家の育成に取り組んでいる  
大林武司さん(ジャズピアニスト、キーボーディスト、作編曲家)
 
■服部真二 スポーツ賞
アスリートを支え、育成に尽くされているコーチ・エキスパート Inspiring Coach:
ジュニア世代の指導に尽力し、女性アスリートの育成・強化とその指導法の研究に取り組んでいる
清水花菜さん(新体操競技指導者)

■服部真二 特別賞
優れた業績を残し、音楽・スポーツの普及振興に貢献している音楽家・アスリート:
革新的な指導法で慶應義塾高等学校野球部を107年ぶりの優勝に導き、高校野球に新風を吹き込んだ
森林貴彦さん(高校野球部監督)

<過去の受賞者>
https://www.hattorishinji-zaidan.or.jp/award.html

<一般財団法人 服部真二 文化・スポーツ財団について>
 セイコー創業者の理念である「報公」と「挑戦」の精神を受け継ぎ、社業の中で深く関わり 自身の心のよりどころでもある「音楽とスポーツ」の分野で社会の役に立ちたいという想いを強く持った セイコーグループ株式会社 代表取締役会長兼グループCEO兼グループCCO 服部真二により2017年11月1日に設立されました。
 未来を信じて世界に挑戦する若い才能(音楽家・アスリート)の応援を事業の中心に据え、社会貢献の一端を担ってまいります。
https://www.hattorishinji-zaidan.or.jp/
役員・評議員
https://www.hattorishinji-zaidan.or.jp/officers.html

<受賞者プロフィール>
■ 服部真二賞 Young Leader
高いビジョンを持ち、音楽・スポーツの発展・改革に挑戦しつづけるリーダー
Photo by PARK24/Kazuyuki Ogawa
阿部 詩(あべ うた)さん
柔道選手
2000年 兵庫県生まれ。5歳の時に兄2人に続いて柔道を始める。

2017年 グランプリ・デュッセルドルフ 女子52kg級優勝。世界ジュニア選手権大会 女子52kg級優勝。

2018年 バクー世界選手権大会 女子52kg級優勝。

2019年 日本体育大学入学。世界柔道選手権東京大会 女子52kg級優勝。 

2021年 東京2020オリンピック 女子52kg級優勝/混合団体2位。

2022年 タシケント世界柔道選手権大会 女子52kg級優勝。

2023年 日本体育大学卒業。パーク24株式会社入社。ドーハ世界柔道選手権大会 女子52kg級優勝。

2024年 パリ2024オリンピック 混合団体2位。


※X:@aaa001utan
※Instagram:abe_uta

■ 服部真二 音楽賞 Rising Star
世界をめざし、挑戦し続ける若い音楽家

児玉 隼人(こだま はやと)さん
トランペット奏者
2009年 北海道釧路市生まれ。5歳からコルネットを吹き始め9歳から本格的にトランペットを始める。

2020年 第30回日本クラシック音楽コンクール第1位および審査員全員が満点評価のグランプリ。

2021年 第23回日本ジュニア管打楽器コンクール金賞。第7回下田国際音楽コンクール金賞大賞。

2022年 銀座ヤマハホールにてデビューリサイタルを開催。第23回大阪国際音楽コンクール 音楽大学卒業以上の部第1位、グランドファイナルにて文部科学大臣賞(最高位)受賞。

2024年 第39回日本管打楽器コンクールトランペット部門において全部門での史上最年少で第1位および特別大賞(内閣総理 大臣賞、文部科学大臣賞、東京都知事賞)受賞

「題名のない音楽会」「日曜日の初耳学」「スッキリ」「沼にハマってきいてみた」「芸能人格付けチェック」など数多くのテレビ番組にも出演している。トランペットを松田次史、辻本憲一の両氏に師事。その他著名な奏者のマスタークラスを多数受講。2024年度ヤマハ音楽支援制度奨学生。
これまでに東京フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、札幌交響楽団、群馬交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、東京佼成ウインドオーケストラなどと共演。
2025年よりドイツに留学予定。


※所属事務所HP:https://agent.eplus.jp/artist/229
※Instagram:hayatrumpet8810
※YouTube:@hayatrumpet8810/

■ 服部真二 音楽賞 Inspiring Coach
音楽家を支え、育成に尽くされているコーチ・エキスパート

大林 武司(おおばやし たけし)さん
ジャズピアニスト、キーボーディスト、作編曲家
1987年 広島県生まれ。

2007年 東京音楽大学作曲科在学中にジャズに傾倒し留学を決意、バークリー音楽院に入学。

2008年 グラミー賞受賞ドラマーTerri Lyne Carringtonのバンドに加入しプロ活動を開始。

2016年 若手ジャズピアニストの登竜門であるJacksonville Jazz Piano Competitionで、日 本人として初優勝。

米バークリー音楽院を卒業後、ニューヨークを拠点に世界の第一線で活躍。自身のバンドを率い世界30ヵ国以上の主要ジャズクラブやフェスティバルに数多く出演し、これまでに11作のリーダーアルバムを発表。Terri Lyne Carrington、Jose James、Nate Smith、黒田卓也などの世界的ジャズ・アーティストと数多く共演するかたわら、MISIA、木嶋真優、村治佳織などの様々なジャンルのトップ・アーティストとのコラボレーションも数多く行っている。
演奏活動と並行してJazz at Lincoln CenterやJazz Reachによるジャズ教育普及活動にも積極的に参加し、世界各地で後進の育成やジャズ普及活動に力を注いでいる。


※HP:https://takeshi.online/
※FB:https://www.facebook.com/ohbayashitakeshi
※X:@Takeshi_Tcash
※Instagram:takeshi_music

■ 服部真二 スポーツ賞 Inspiring Coach
アスリートを支え、育成に尽くされているコーチ・エキスパート

清水 花菜(しみず かな) さん
新体操競技指導者
1992年 愛知県生まれ。4歳~22歳まで新体操競技選手。その後24歳までAGG(Aesthetic Group Gymnastics)競技選手。

2008年~ 全日本新体操選手権大会に出場。

2014年~ AGG Team Japanの主将を務める。

2015年 AGG四大陸選手権 優勝、AGG世界選手権大会7位入賞。

2016年 日本女子体育大学大学院修了。

2017年~ 公益財団法人日本体操協会新体操強化本部員。

2018年 アジアジュニア新体操選手権大会 ジュニアTA選抜団体チームコーチ 団体総合優勝。新体操国際審判(カテゴリー4)取得。

2019年 世界ジュニア新体操選手権大会 ジュニアTA選抜団体チームコーチ。

2021年 アジア新体操選手権大会 シニア個人コーチ。

2023年 Faliro International Tournament ジュニアTAチームコーチ。

現在、慶應義塾大学体育研究所助教。大学での教育・研究のかたわら新体操強化本部としてU-15・U-12世代の選手を中心に、女性アスリートの発展を目指して育成・強化に努めている。



■ 服部真二 特別賞
優れた業績を残し、音楽・スポーツの普及振興に貢献している音楽家・アスリート

森林 貴彦(もりばやし たかひこ) さん
高校野球部監督
1973年 東京生まれ。

1991年 慶應義塾高等学校卒業、慶應義塾大学法学部入学。大学在学中慶應義塾高等学校野球部の大学生コーチを務める。

1996年 NTT入社。

2000年 筑波大学大学院体育研究科コーチ学専攻(当時)へ進学、指導者を志しコーチング理論を学ぶ。
その後、慶應義塾幼稚舎教員をしながら慶應義塾高等学校野球部コーチを務める。

2012年 慶應義塾高等学校野球部助監督就任。

2015年 慶應義塾高等学校野球部監督就任。

2023年 全国高校野球選手権大会で慶應義塾高等学校野球部を107年ぶりの優勝に導く。

現在、慶應義塾高等学校硬式野球部監督・慶應義塾幼稚舎教諭。著書に「Thinking Baseball ─慶應義塾高校が目指す“野球を通じて引き出す価値“」などがある。



<服部真二賞 正賞 トロフィーのご紹介>
 服部真二賞の受賞者に贈られるトロフィーは、受賞者の輝かしい未来を表現するために「江戸切子」と「クオーツ時計」とを組み合わせて作られています。
 セイコーの創業者である服部金太郎は1892(明治25)年に古くからモノづくりの町として栄えた墨田の地に精工舎を設立し、掛時計(クロック)の生産を開始しました。そこから始まったセイコーの歴史の中でも、世界に先駆け小型化・実用化に成功し、その後世界標準となった「クオーツ時計」は特筆すべき挑戦の結晶です。一方の「江戸切子」は、江戸時代 墨田川以東の墨東地区にて広く生産されていました。明治以降も素材や技法の研究により進化を続け、現在は東京都および国の伝統工芸品に指定されています。職人の手によって創り出される美しい輝きは、いつの時代も人々を魅了しています。
 受賞者の未来を現わすように輝く「江戸切子」に「クオーツ時計」を組み合わせたトロフィーには、受賞者の方々にこれからも創造と挑戦に満ちた新たな時を刻んでいただきたいという想いが込められています。

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