「“助けを求めること”は、10代にはハードルが高い。でも“社会保障の存在、仕組みを知る”だけで、社会を頼れるようになる。」
「知らない」ことが原因で利用されない社会保障制度があるとしたら、そのせいで取りこぼされる困難があるとしたら――。
中高生が社会保障制度を学ぶ「社会保障ゲーム」の開発・普及を目指して、2024年11月11日にスタートしたクラウドファンディング(CAMPFIRE)。
おかげさまで203名のご支援をいただき、目標金額260万円を達成いたしました!
ご支援いただいた皆様、誠にありがとうございました。
さらに多くの若者に支援を届けるため、
ネクストゴールを「250名の方に支援していただく」に設定しました。
■若者に「制度の知識という傘」を――203名の方からの支援が示す可能性
社会保障制度というと「難しそう」「自分には関係ない」と思われがちです。
ですが、家庭の事情や健康問題、経済的困窮など、さまざまなピンチに対して社会保障制度を活用することで乗り越えられる可能性があります。
日本には400以上の給付や相談窓口といった社会保障の仕組みが存在しますが、その存在を知らないために利用できず、困難な状況に陥るケースが後を絶ちません。特に若年層において、社会保障制度の認知度は低く、義務教育課程でこれらの制度について学ぶ機会は限られています。
本プロジェクトの目標は、「生きづらさ」を抱えたときにすぐに使える社会保障の知識を、遊びながら自然に身につけられる学習ツールを完成させ、全国の中学・高校へ届けること。
開始からわずか数週間で203名からの支援が集まったのは、「若者にこそ、制度の知識という“傘”を届けたい」という想いに、多くの方が共感してくださったからだと考えています。
■「社会保障ゲーム」とは?
本ゲームは、架空のキャラクターに起きた「ピンチ」を題材に、それを解決できる社会保障制度を探していく体験型の学習ツールです。プレイヤーは、キャラクターカード、ピンチカード、アイテム(社会保障制度)カードを用いて、実際の生活で起こりうる問題と利用できる可能性のある社会保障制度を学ぶことができます。
ピンチカード:架空のキャラクターに起こったトラブルを提示
アイテム(社会保障制度)カード:どんな制度を使って解決できるかをみんなで考える
キャラクターカード:中学生・高校生が共感しやすい設定の架空のキャラクターが登場
■新たなる挑戦:残り4日で「支援者250名」へ
クラウドファンディング、残り4日間、250名に広げるネクストゴールを設定しました。
当法人は、本ゲームの普及と並行して、中長期的には義務教育における「生活に即した社会保障教育」の充実を国や自治体に提言していきます。若者が自分自身や周囲の人々の困難に向き合う際に、「社会保障制度」の活用が自然と頭に浮かぶ社会を目指します。
社会保障を名実ともに“セーフティネット”にする。
その第一歩として、あなたの力をぜひお貸しください。
詳細・ご支援はこちら
URL: https://camp-fire.jp/projects/802219/view
■特定非営利活動法人 Social Change Agency 概要
ビジョン:「社会保障を名実ともにセーフティネットにする」
設立日:2015年2月23日
代表理事:横山 北斗(社会福祉士/社会福祉学修士)
- 神奈川県立保健福祉大学卒業後、医療機関にて患者家族への相談援助業務に従事後、NPO法人を設立
- 著書『15歳からの社会保障』(日本評論社)
- 内閣府 孤独・孤立対策担当室HP企画委員会(2021~現在)
- こども家庭庁 幼児期までのこどもの育ち部会 委員(2023~現在)
- 厚生労働省 社会保障教育の推進に関する検討会 委員(2023)
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公開日:2024.12.24