中山礼都が3点適時三塁打含む5出塁の大暴れ
7月30日、HARD OFF ECOスタジアム新潟で行われたイースタン・リーグのオイシックス戦に、「2番・遊撃」で先発出場した中山礼都は、2打数2安打3打点3四球。3点タイムリースリーベースヒット含むマルチヒットを記録するなど5出塁と全打席出塁の大暴れ。打率.314と打撃好調で、1軍再昇格へアピールした。
8回、1アウト走者なしの場面で打席に立った中山礼都は、オイシックス3番手・西村陸の7球目ストレートをセンターへ運び、出塁。1、3、5回の打席は全てフォアボールで出塁しており、このヒットで4出塁目となった。
さらに、9回2アウト満塁のチャンスの場面で、中山礼都はオイシックス4番手・能登嵩都の2球目チェンジアップをセンターへかっ飛ばす、3点タイムリースリーベースヒットを放ち、マルチヒットを記録した。
中山礼都のマルチヒットは、7月13日の楽天イーグルス戦以来7試合ぶりとなった。
中山礼都は、6月下旬の試合中にヘッドスライディングを試みた際に、左膝を強打した影響で実戦から離れていたが、7月11日のオイシックス戦で復帰を果たしていた。
リハビリ中には、不振で2軍調整していた坂本勇人と一緒に打撃練習をする機会があった中山礼都は、苦境を乗り越えようとする先輩の姿を貴重な教材にし、さらなる打撃向上を図っていた。
3点タイムリースリーベースヒット含むマルチヒットを記録するなど5出塁と全打席出塁の大暴れで1軍再昇格へ前進した中山礼都には、門脇誠、泉口友汰、モンテスが争う巨人遊撃スタメン争いに割って入ってもらいたい。
公開日:2024.07.31