58kg以上を背負っても好走が目立つ
本日、京都競馬場で行われる平安ステークス(GⅢ)。GⅠ・JpnⅠ5勝ゴールドドリーム、JpnⅠ3勝のオメガパフューム、JpnⅠ1勝のミツバが出走してくる。
この時期は、中距離でのダート競争が少ない。またこのレースはGⅢと格付け的には、高くないレースのため、賞金を稼いだ馬に課される負担重量が厳しくなる。
それでも6月末のJpnⅠ帝王賞を見据えて、毎年好メンバーが集結する。
今年も、オメガパフュームが59kg、ゴールドドリームとミツバが58kgを背負うことになる。
しかし過去10年を調べてみると、負担重量が大きいから成績が悪いかと言えば、そうではない。
過去10年、58kg以上を背負って出走したのは、全部で15頭。
そのうち、8頭が3位以内と好走(3着内率53%)。さらに、59kgに絞ってみると3頭中、2頭が3着以内どころか、勝っているのだ(59kg勝率67%)。
そして、もう一つ。人気通り走ったかを調べてみると、人気より好走したのは4頭。
一見少なく見えるのだが、負担重量を課される=結果を残してきた=上位人気になる。
そのため、人気順位と変わらない結果を残した馬4頭を含めると、計8頭となり、
人気を裏切らない率が、53%まで上がることになる。
この結果から、今年も負担重量を課されるからといっても、決して軽視してはいけないことが分かる。
果たして、今年59kgを背負うオメガパフュームは、勝つことが出来るのか!?
出走は、5月23日 京都競馬場 11レース 15時35分予定。
公開日:2020.05.23