足腰トレーニング
ターゲット→お腹、お尻
① スクワット
ゆっくりしゃがむことで、お尻や太ももなどに働きかける。腹圧も強化され、ぽっこりお腹の解消にも。
1 腕をまっすぐ前に伸ばして立つ
- 背筋はまっすぐ伸ばす。
- 脚を肩幅に開く。
ADVICE
バランスをとりにくい人やシニアは椅子に座って行うとよい。→p.185で紹介
2 腕をまっすぐ伸ばしたままお尻を後ろに引きつつ腰を下ろす
- 回数:10回
- 3秒で腰を下ろす
- ココを意識→お腹、お尻
- 息を吐く
POINT
腰を下ろす際はお尻を後ろに突き出すようにして、頭からお尻までが一直線になるように意識。
NG
腹筋に力を入れないと頭が前に出すぎて腰が引ける。 効果がなく、ひざを痛める原因にも。
ターゲット→太もも(前)、お尻
② 前かがみスクワット
腰を反らせないように注意して上半身を倒す。腹圧を意識し腹筋・背筋を鍛える。
1 両手を腰に当て脚を前後に開いて立つ
- 手は腰に当てる。
- 後ろ脚のひざは軽く曲げる
- 前脚のつま先を上げる。
2 後ろ脚のひざをさらに曲げ3秒で上半身を倒す
- 回数:左右各10回
- 背筋は伸ばしたまま。
- ココを意識→お尻
- ココを意識→太もも(前)
- 脚を入れ替えて同様に行う
- 3秒かけて前屈
- 脚を入れ替えて同様に行う
POINT
上半身を倒す際、重心は後ろの曲げた脚のほうに置く。
ターゲット→太もも(前・後ろ)、お尻、ふくらはぎ
③ 踏み込みスクワット
一歩踏み出すようにしてバランスをとるには体幹力が求められる。
1 両手を腰に当て、片方の脚を後ろに大きく引く
- 背筋はまっすぐ伸ばす。
- 手は腰に。
- 後ろ脚のかかとを上げる。
2 背筋をまっすぐ伸ばしたまま、腰をぐっと落とす
- 回数:左右各10回
- 3秒かけて腰を落とす
- 脚を入れ替えて同様に行う
- ココを意識→ふくらはぎ
- ココを意識→太もも(前・後ろ)
- ココを意識→お尻
- 息を吐く
POINT
ひざを痛めないよう、あまり深くしゃがまなくてもOK。
ターゲット→太もも(前・後ろ)、お尻、ふくらはぎ
④ 片脚スクワット
お尻の筋肉が使われて、かたくなっていることを意識。ひざはそれほど曲げなくても大丈夫。
1 右手を腰に当て左手をお尻に添える
- 背筋を伸ばす。
- 脚は広めに開く
- 息を吸う
2 左脚に重心をかけて左ひざを曲げる
- 回数:左右各10回
- ココを意識→お尻
- ココを意識→太もも(前・後ろ)
- ココを意識→ふくらはぎ
- 脚を入れ替えて同様に行う
POINT
背筋を伸ばしお尻を突き出すイメージで腰を落とす。お尻がかたくなっていれば効いている証拠。
NG
前かがみすぎないように注意。
ターゲット→お腹、太もも(前)
⑤ ツイストバランス
中腰の状態でバランスをとりながら上体をひねることで、体幹を鍛える。
1 、脚を前後に開き腰を落とす
- 息を吸う
- 腕を前に伸ばす。
- 背筋を伸ばす。
- 腰は落としたままキープ。
2 腰を落としたまま、腕を左右に動かす
- 回数:左右各10回
- ココを意識→お腹
- ココを意識→太もも(前)
- 脚を入れ替えて同様に行う
- 息を吐く
POINT
顔は正面に向けたまま、下半身を固定し、上体だけを動かす。
【出典】『プロトレーナーが本気で教える 完全体幹教本』著:木場克巳
【書籍情報】
『プロトレーナーが本気で教える 完全体幹教本』
著:木場克巳
本書は、体幹の基礎から具体的なトレーニングプログラムまでを紹介し、運動能力の向上やダイエット、姿勢改善、睡眠の質向上など、多くのメリットを提供します。子供からシニアまで幅広く対応したプログラムもあり、家族全員で楽しめます。体幹力を高め、心身ともに健康な生活を目指すためのガイドです。
公開日:2024.09.27
