高速道路での禁止行為
路肩や路側帯を通行してはいけない。
本線車道での転回、後退、中央分離帯の横切りをしてはいけない。
駐停車してはいけない。
駐停車禁止の例外
危険防止のための一時停止、故障などのための十分な幅のある路肩や路側帯での駐停車、パーキングエリアでの駐停車、料金所などでの停車はできる。
故障などのときの駐停車の方法
昼間は、自動車の後方に停止表示器材を置く。
夜間は、停止表示器材を置くとともに、非常点滅表示灯などをつける。
緊急自動車が本線車道に入ろうとするときや、本線車道から出ようとするときは、その進行を妨げてはいけない。
本線車道で荷物が転落、飛散したときは、運転者自身ではなく、非常電話などを利用して荷物の除去を依頼する。
試験にはこう出る!
No.1 高速自動車国道の本線車道を走行中、うっかり出口を通り過ごしてしまったので、後続車に注意して後退した。
答え:✕ → 本線車道での後退は、危険なので禁止されています。
No.2 昼間、高速自動車国道の本線車道を走行中に車が故障したので、十分な幅のある路肩や路側帯に止め、後方に停止表示器材を置いた。
答え:◯ → 十分な幅のある路肩や路側帯に止め、後方に停止表示器材を置きます。
出典:『1回で受かる! 普通免許 ルール総まとめ&問題集 「ポイント学習+実戦テスト」で実力が身に付く!』長 信一 著
【書籍情報】
『1回で受かる! 普通免許 ルール総まとめ&問題集 「ポイント学習+実戦テスト」で実力が身に付く!』
著:長 信一
普通免許の学科試験では、普通自動車に乗るために覚えておかなければならない交通ルールが出題されます。ですので、受験者は最新の交通ルールを勉強する必要があります。その対策として本書は、試験に出る交通ルールを正しく理解できるように「信号の意味」「標識・標語」「駐停車」といった出題範囲のジャンルに分けて交通ルールを解説。イラストを数多く使い、「よく出る問題」と合わせてわかりやすく紹介しています。さらに、交通ルールや交通用語の理解度が確認できるように「模擬テスト」を仮免許用に4回、本免許用に8回分を各々収録。合格に向けて自分の実力の把握に役立ちます。
この本は、交通ルール、交通用語を理解して覚える参考書と実力がわかる試験問題が1冊にまとめられていますので、合格をつかむための効率の良い学習に役立つでしょう。
公開日:2024.12.05