追い越し・追い抜きの意味、追い越し禁止の場合
追い越し
車が進路を変えて、進行中の前車の前方に出ることをいう。
追い抜き
車が進路を変えずに、進行中の前車の前方に出ることをいう。
追い越しが禁止されている場合
前車が自動車を追い越そうとしているとき(二重追い越し)。前車が追い越そうとしているのが原動機付自転車の場合は、二重追い越しにはならない。
前車が右折するため、右側に進路を変えようとしているとき。
道路の右側部分にはみ出して追い越しをしようとする場合に、対向車などの進行を妨げるようなとき。
道路の右側部分にはみ出して追い越しをしようとする場合に、前車の進行を妨げなければ左側部分に戻れないとき。
後ろの車が自車を追い越そうとしているとき。
試験にはこう出る!
No.1 追い越しと追い抜きの違いは、車が前車の前方に出るとき、進路を変えるか変えないかにある。
答え:◯ → 進路を変えるのが「追い越し」、変えないのが「追い抜き」です。
No.2 前車が原動機付自転車を追い越そうとしていても、禁止場所ではなく安全が確認できれば、前車を追い越してもよい。
答え:◯ → 設問の状況は二重追い越しにはならないので、追い越しができます。
出典:『1回で受かる! 普通免許 ルール総まとめ&問題集 「ポイント学習+実戦テスト」で実力が身に付く!』長 信一 著
【書籍情報】
『1回で受かる! 普通免許 ルール総まとめ&問題集 「ポイント学習+実戦テスト」で実力が身に付く!』
著:長 信一
普通免許の学科試験では、普通自動車に乗るために覚えておかなければならない交通ルールが出題されます。ですので、受験者は最新の交通ルールを勉強する必要があります。その対策として本書は、試験に出る交通ルールを正しく理解できるように「信号の意味」「標識・標語」「駐停車」といった出題範囲のジャンルに分けて交通ルールを解説。イラストを数多く使い、「よく出る問題」と合わせてわかりやすく紹介しています。さらに、交通ルールや交通用語の理解度が確認できるように「模擬テスト」を仮免許用に4回、本免許用に8回分を各々収録。合格に向けて自分の実力の把握に役立ちます。
この本は、交通ルール、交通用語を理解して覚える参考書と実力がわかる試験問題が1冊にまとめられていますので、合格をつかむための効率の良い学習に役立つでしょう。
公開日:2024.11.23