認知症の人に寄りそう・伝わる言葉かけ&接し方
認知症の人の困ったあるある行動は、見えている世界が違っているから。認知症介護で、介護する人が困るのが「コミュニケーション」が上手くいかなくなることです。この本では、介護のプロとメンタルケアの専門家が、認知症の人も介護する人も気持ちよく関わっていくための言葉かけと接し方をご紹介します。「前はしっかりした人だったのに……」「何回も言ってるのに!」と話が通じなくなることに悩まれている人が多いです。そこでこの本では、認知症の人の行動のロジックをひもとき、困った行動をとってしまう理由を解説しています。困った行動の理由がわかれば、伝わる言葉かけや接し方もわかります。「同じものを頻繁に買ってしまう」「服が汚れているのに着替えてくれない」「大事なものが無くなったと騒ぐ」「昔の話を何回もする」……など困った場面に寄りそう言葉かけや接し方がみつかります。また、見過ごされがちですが、介護する人の心のケアをする方法も紹介しています。認知症の人と接する中で「きつく言ってしまった」「やさしくできない自分はひどい人なのかな」と自分を責めてしまうことも。介護に疲れて、自分自身も弱ってしまわないように、精神的ストレスや自己嫌悪感を軽減していくのも大切なことです。

認知症で真夏にセーターを着るのはなぜ?暑さがわからない「感覚のぼやけ」と対応のコツ【認知症の人に寄り添う・伝わる言葉かけ&接し方】
暑い日にお気に入りのセーターを何度も着てしまう… 体の感覚がぼやけ、暑さや寒さなど皮膚の感覚がよくわからない世界 ○エピソード 父は、真夏の暑い盛りに、毎日同じ長袖セーター。上着を着て過ごしています。汗びっしょりなのに、 […]

認知症で昼夜逆転するのはなぜ?時間感覚がズレる生理的な原因と『夜に出勤』したがる心理【認知症の人に寄り添う・伝わる言葉かけ&接し方】
認知症のある人が昼夜逆転してしまうのはどうして? 今は昼か夜か?夏か冬か?時間と季節感があいまいな世界 ○エピソード 認知症のある父は、19時頃「仕事に行く」と出かけようとします。「もう退職したし、今は夜だよ」と言っても […]

認知症の人が何度も同じことを聞くのはなぜ?『今』が消えてしまう不安な世界と脳の仕組み【認知症の人に寄り添う・伝わる言葉かけ&接し方】
認知症の人が何度も同じことを聞いてしまうのはなぜ? 最近の記憶と時間の感覚が消えて「今」がわからなくなる世界 ○エピソード 認知症のある母。何度もくりかえし「私は何をしたらいいの?」と同じことを聞いてきます。「ゆっくりし […]

認知症の人が覚えられない理由|注意力のフィルターが粗くなる『記憶のシステムエラー』とは【認知症の人に寄り添う・伝わる言葉かけ&接し方】
認知症の人はどうして覚えられない?覚えたい情報をキャッチできない注意力のフィルターが粗くなった世界 ○エピソード 母に、近くのスーパーで買い物を頼んでいます。買う物をメモに書いて行ってもらうのですが、毎回まったく違う物を […]

認知症のある人が見ている『世界』とは?行動の理由を理解するための視点と接し方のコツ【認知症の人に寄り添う・伝わる言葉かけ&接し方】
認知症のある人が見ている「世界」とは? 認知症のある人に見えている「世界」は、そうれはない人と比べて何かが「違う」ようです。その違いには、共通したある特徴がみられることがわかっています。 あなたの身近にいる認知症のある人 […]

話好きだったのに認知症で寡黙になってしまった時、どうやってコミュニケーションをとればよいのか?【認知症の人に寄り添う・伝わる言葉かけ&接し方】
14:会話の場面|話好きだったのに、急に寡黙になるとき ○エピソード 父は昔、地域の人や仕事関係の人などとよく話をする人でしたが、最近では口数も少なく、急に寡黙になってしまいました。 【対応1】言葉が出せないのか、会話が […]

認知症の人は何回も時間を聞いてくる…時間を聞かれた時の対応法とその対策は?【認知症の人に寄り添う・伝わる言葉かけ&接し方】
13:会話の場面|何回も時間を聞かれるとき ○エピソード 父は毎日、何回も何回も不安そうに「今は何時?」と聞いてきます。数回なら答えますが、その回数があまりに頻繁で、家族はまいってしまいます。 【対応1】「〇時〇分だよ。 […]

認知症の人は作り話を話してくる…混乱せずに一緒に楽しみ対処する方法とは!?【認知症の人に寄り添う・伝わる言葉かけ&接し方】
12:会話の場面|作り話をするとき ○エピソード 母と話をしていると、今までの経験からするとあり得ないような、突拍子もない話をしてきます。悪気があって嘘をついているとうにも見えないので、聞いている方は混乱してしまいます。 […]

認知症の人は何回も昔の話をしてしまう…何回も昔の話をされた時の対応法とは!?【認知症の人に寄り添う・伝わる言葉かけ&接し方】
11:会話の場面|何回も昔の話をするとき ○エピソード 認知症と診断されて3年ほどの母。私が忙しいときに限って、昔の話を何回もしてきます。イライラして「さっきも聞いたでしょ!何回も来ないで」とつい言ってしまいます。 【対 […]

認知症の人は難聴ではないのに声をかけても気づかない…会話するときのポイントとは!?【認知症の人に寄り添う・伝わる言葉かけ&接し方】
10:会話の場面|声をかけても気づかないとき ○エピソード 父が居間で何もせず椅子に座っていたので声をかけましたが、何の反応もありません。難聴を疑いましたが、好きなテレビ番組の音は聞こえているようで、先日は落語を見て笑っ […]

認知症の人は聞きたいことの返事が返ってこない…話がかみ合わないときの対応法とは?【認知症の人に寄り添う・伝わる言葉かけ&接し方】
9:会話の場面|話がかみ合わないとき ○エピソード 認知症の母と話していても、こちらの聞きたいことに対する返事が返ってこず、いつもちぐはぐでズレた会話になります。私の聞き方が悪いのでしょうか。 【対応1】「そうなんだね」 […]

認知症の人は日中も夜もぶつぶつ何か言っている…ひとりごとを言っている時の対応法とは?【認知症の人に寄り添う・伝わる言葉かけ&接し方】
8:心が不安定な場面|ぶつぶつとひとりごとを言うとき ○エピソード 認知症のある祖母は、日中も夜もぶつぶつとひとりごとを言います。ときどきぴたりとひとりごとが止まることがあるのですが、また再開します。家族は気になってゆっ […]