心と行動がよくわかる 図解 発達障害の話
<この一冊で発達障害の最新事情と正しい知識がわかる!>ここ13年で10倍に増えたとされる「発達障害」。昨今はADHDやアスペルガーといったワードが一般の人たちにも普及したことにより、病院への受診率が増え、自分や子ども、家族に対して発達障害かも、と感じる人たちが増えている印象です。特に近年、「グレーゾーン」や「気になる子」といった発達障害かもしれない人や子どものことをさす用語も一般的に浸透するほど、関心の高いテーマになっています。
そんな発達障害について知りたい人に向け、発達障害の正しい知識や最新の情報から、周りのサポート法、対処法を図解とイラストでわかりやすく解説します。本人が気にしている、周りの人も気になるような発達障害の人の言動について、本人はどう考えてそのような行動をとったり、発言したりしているのかなど、物事を考える背景や手順を解説した上で、本人ができる対処法やそれに対する周りのサポート法、心構えを実例も交えて具体的に紹介します。
発達障害かもしれないと思っている当事者、知人友人恋人など周囲の人が発達障害かもしれないと思っている人、自分の子どもが発達障害かもしれないと思っている親など、発達障害の知識を広げたい、理解したいと考えている方にぜひ手に取っていただきたい一冊です。

注意欠如・多動症(ADHD)の特徴と対応②自分の感情や欲求を抑える事が苦手な子供の対応策とは?【心と行動がよくわかる 図解 発達障害の話】
感情や欲求のコントロールが苦手(衝動性) 自分の気持ちや欲求をうまくコントロールすることができず、周囲の状況などお構いなく、自由気ままに行動してしまう子どもがいます。これはADHDの特性のひとつである「衝動性」によるもの […]

注意欠如・多動症(ADHD)の特徴と対応①じっとしてられない、集中力が続かない子供は珍しくないはず?【心と行動がよくわかる 図解 発達障害の話】
じっとしているのが苦手(多動性) 小さな子どもはとにかく活発に動き回り、何にでも好奇心を示しがちで、同じところに長い時間じっとしていることができないものです。しかし、注意欠如・多動症(ADHD)の特性を持つ子どもは、他の […]

一生付き合っていくことになる個性のひとつ!自閉スペクトラム症(ASD)とのさまざまな関わり方とは?【心と行動がよくわかる 図解 発達障害の話】
声かけはできるだけシンプルに 話しかけるときは要点を具体的にして、話は短くシンプルに。「ちょっと」「すぐ」などの抽象的な表現や「あれ」「そこ」といった代名詞は使用を控えましょう。日頃から伝え方を統一しておくと、環境が変わ […]

自閉スペクトラム症(ASD)の特徴と対応⑤「手足の感覚や力の加減がよくわからない」全身運動や手先が不器用なワケとは?【心と行動がよくわかる 図解 発達障害の話】
音で聞くより絵で見たほうが得意 ASDの特性を持つ子どものなかには、言葉で詳しく説明されても、それを脳内でうまくイメージできないというケースも少なくありません。言葉で伝えるより、イラストや写真、文字などで見せてくれたほう […]

自閉スペクトラム症(ASD)の特徴と対応④敏感なだけじゃない偏った感覚とは?【心と行動がよくわかる 図解 発達障害の話】
さまざまな感覚過敏がある 人間には視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚の五感があり、これらの感覚を通じてさまざまな情報を得ています。しかし、ASDの子どものなかには特定の感覚に偏りがあり、定型発達の人とは感じ方が違うことで、それ […]

自閉スペクトラム症(ASD)の特徴と対応③複数の動作を同時にこなすコツとは?【心と行動がよくわかる 図解 発達障害の話】
コレクションが好き 強いこだわりが収集癖や知識欲といった形で現れることもあります。たとえばミニカーや鉄道模型など特定のオモチャばかり何個も集めてみたり、世界の国旗や百人一首を正確に暗記していたりと、こだわりを深めることで […]

自閉スペクトラム症(ASD)の特徴と対応②苦手な事と特定のこだわりを持つ意味とは?【心と行動がよくわかる 図解 発達障害の話】
コミュニケーションをとるのが苦手 私たちは会話を通じて、ごく当たり前に相手がどう受け止めたかを感じとって、表情を変化させたり、続く話題を考えたりしています。しかし、ASDの特性を持つ子どもはこうした言葉や表情によるコミュ […]

自閉スペクトラム症(ASD)の特徴と対応①~さまざまな苦手なこと~【心と行動がよくわかる 図解 発達障害の話】
雰囲気を感じとることが苦手 社会生活を送るうえで「空気を読む」「雰囲気を察する」ことを求められる場面は意外と多くあるものですが、自閉スペクトラム症(ASD)の特性を持つ子どもは、そうした「雰囲気を察知する」ことがどちらか […]

見落としたくない隠れたサイン?!子どもの気になる様子にどう対応する?【心と行動がよくわかる 図解 発達障害の話】
まずは子どもの「サイン」に気づこう 日々の暮らしの中で子どもたちが時折見せる「ちょっとした違和感」や「独特な言動」に気づいたことはありませんか? たとえば感情の起伏が乏しい(激しい)、あまり目を合わせようとしない、特定の […]

「様子を見ましょう」と言われたらどうしたらいい?医師に確認しておきたい4つのポイントとは?【心と行動がよくわかる 図解 発達障害の話】
一度の診察ですべてはわからない 初めて診察に訪れた病院で、「お子さんは自閉スペクトラム症ですね」などといきなり確定診断をつけられることはあまり多くありません。たいていの場合、「しばらく様子を見てみましょうか」と提案する医 […]

医学的な診断名ではない?!「グレーゾーン」という言葉に惑わされてはいけない間違われがちな言動とは?【心と行動がよくわかる 図解 発達障害の話】
「グレーゾーン=症状が軽い」は間違い 発達障害の有無や状態について語るとき、よく使われる言葉のひとつに「グレーゾーン」というものがあります。このグレーゾーンとは、発達障害の特性や疑わしい言動はいくつか見られるものの、診断 […]

同じ症状名でも特性の現れ方は人によって違う。生きづらさを克服するために大切な事とは?【心と行動がよくわかる 図解 発達障害の話】
症状名だけで特性は決まらない ひと口に発達障害といっても、それによって現れる特性はさまざま。たとえば「自閉スペクトラム症(ASD)」と診断された人のすべてが「場の空気や人の表情を読むのが苦手」「人とのコミュニケーションが […]