8月9日の祭日に盛岡競馬場で開催される交流重賞「クラスターカップ(JpnⅢ)」。
夏の定番レースであり、秋の短距離ダート戦線を占い重要な戦いである。
過去には、GⅠ級馬であり種牡馬としても活躍したノボジャック、サウスヴィグラスから、近年ではダノンレジェンドやブルドッグボスなど、JBCスプリントを制覇したスプリンターが勝っているレースである。
今年も秋に大きいレースで一発を狙っている、JRA5頭、地方所属馬9頭の計14頭が出走予定である。
それでは、クラスターカップに出走する有力馬を紹介しよう。
③サイクロトロン(JRA所属)
前走では初の交流重賞で8着と負けてしまい、オープンクラスに上がってからも2戦連続掲示板外と結果を出せていないため、ここでも厳しい。
④ジャスティン(JRA所属)
昨年はダート重賞3勝と活躍したが、今年は海外遠征2戦で結果を出せず。前走の函館スプリントでは慣れない芝レースだったので、結果は度外視していい。今回斤量が58㎏と最重量を背負うので、そこが気がかりだが昨年の走りから恐い存在の1頭。
⑧リュウノユキナ(JRA所属)
今年3連勝で春に東京スプリントを制覇したが、前走の北海道スプリントでは⑩ヒロシゲゴールドに後塵を拝する結果だったが、今回は同斤量のため逆転も可能。
⑩ヒロシゲゴールド(JRA所属)
交流重賞では2着が最高で、近走の成績が悪かったが、前走の東京スプリントで一変し初重賞制覇を成し遂げる。前回の成績が「まぐれだった」と言わせないためにも、是が非でも成績を残したいと思っている1頭。
⑫マテラスカイ(JRA所属)
昨年のクラスターカップ勝ち馬で、春に海外遠征を2戦行い勝ちこそできなかったが、善戦する走りも見せていた。しかし今回は海外遠征明け初戦だが地力を見せ2連覇を狙っている1頭。
今回出走を予定している地方所属馬から、JRAの牙城を崩すことの出来る馬は、実績、近走からも厳しいと言わざるを得ないメンバーである。
果たして秋に向けて、重要な1戦を征するのは、どの馬か!?
発走は、8月9日 盛岡競馬場 10レース 16:40 発走予定。
公開日:2021.08.08