白毛一族・メイケイエールは秋の短距離王者に輝けるのか!? 過去10年データから炙り出す!!
10月に入り秋を感じることが多くなって来たが、競馬界ではここから熱き戦い「秋のGⅠ戦線」が始まる。
まず、最初に開催されるのが「スプリンターズステークスGⅠ」電撃の短距離戦だ!!
春の高松宮記念ではナランフレグが勝利したが、このスプリンターズSまでにライバル達も力を付けており、春秋連覇を達成出来るかは全く分からなくなってしまった。
そこで、過去10年のデータから秋のスプリント王者を炙り出していく!!
1,馬齢
3歳馬から6歳馬まで勝ち馬が出ている。
特に4歳馬4勝、5歳馬3勝と、この二つの年齢が抜けている。
その逆で、7歳馬以上の勝ちはなくベテラン馬にとっては厳しいデータである。
2,前走クラス
前走で重賞以上を走って来ていない馬の勝ちはない。
では、多くの勝ち馬を輩出しているのはというとGⅡクラスの6勝と勝ち星だけを見ると圧倒しているかにみえる。
しかし、勝率で見るとGⅠクラス2勝、16.7%に対してGⅡクラスは6勝、9.8%と低いため狙うならGⅠクラスを走って来た馬の方が良いだろう。
3,距離別
距離別では同距離の1200組8勝、短縮組では1600組が2勝となっている。
数字上では同距離組だが、ここでも勝率では1600組が16.7%に対して1200m組は6%と、1600m組の数字が良い。
4,前走着順
前走勝利している馬が5勝と半数を占めている。
その後は2着が3勝、3着1勝、4着1勝となっている。
5着以下だった馬の巻き返しは無い。1着or2着の馬を狙う方がいいだろう。
5、枠番・馬番
枠番では4枠と5枠が3勝をともに挙げてトップの成績である。
その逆で3枠と6枠からは勝ち馬が現れていない。
これを細かく馬番で見てみると⑧と⑩がともに3勝とトップの数字を叩き出している。
そして残念ながら3着内すら無い「死の馬番」の存在が明らかになった。
その馬番とは⑪、今年はトゥラヴェスーラが入ってしまった!! これはかなりの暗雲が立ち込めることに。
以上から、狙いは4歳or5歳で、前走で1600mのGⅠを走り、1着or2着だった3枠と6枠以外の馬。
ズバリ、炙り出される勝ち馬候補は⑮シュネルマイスター!! 次点で⑬メイケイエールと弾きだされた!!
春のスプリント王者⑥ナランフレグにとって厳しいデータが並んだが、この逆境を弾き返して王者になれるのか!? それともデータが示す⑮シュネルマイスターが勝つのか!?
発走は10月2日の中山競馬場11R、15時40分予定。
公開日:2022.10.01