ミレニアム世代は〝村上・清宮世代〞に続けるか!?
日本球界のトップ選手がメジャーに移籍するのが当たり前となった現在、たびたび囁かれるのが「スター流出による日本野球の空洞化」だ。一流選手が次々と流出することで、日本球界のレベルが下がるのではないか……。そんな意見は決して少なくない。しかし、現実はどうだろう。イチロー、松井秀喜、松坂大輔、ダルビッシュ有、田中将大、大谷翔平……。日本球界の〝顔〞が続々とメジャーに移籍しながら、そのたびに日本には新たなスターが生まれてきた。昨季もまた、高卒2年目の村上宗隆が大ブレイク。誰かがいなくなれば、誰かが出てくる。そんな好循環が日本球界にはある。今季は筒香嘉智、秋山翔吾、山口俊が海を渡った。それでも、間違いなく彼らの存在を埋めるスターは現れる。ここでは、そんな次世代のスター候補、各球団の超有望株=トッププロスペクト選手を紹介したい。
ポテンシャル抜群!誰もが将来を夢見る逸材!宗佑磨
野手陣ではオリックスの宗佑磨が面白い存在。正式に外野手登録となった昨季は54試合に出場し、打率.270とブレイクの兆しを感じさせた。高校時代から定評のある身体能力はプロでもトップレベルで、将来的にはトリプルスリーも狙える逸材 だ。チームはここ数年低迷を続けているが、若手選手にとってはむしろ出場機会を増やせるチャンスでもある。プロ6年目を迎える今季は、レギュラー定着&主軸打者への成長を期待したい。
『がっつり!プロ野球26号』1月30日発売!!
公開日:2020.03.23
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阪神タイガース今季の助っ人外国人の評価は!?