未来のクラシック候補に名乗りを上げる馬とは!? 過去10年のデータから炙り出す!!
先週は武豊が重賞350勝を達成するとともに、ディープインパクトのラストクロップ・ライトクオンタムがシンザン記念を勝ち、春のクラシック候補に躍り出て来た。
今週も中山競馬場で春のクラシックを睨んだ戦い「京成杯GⅢ」が開催される。
そこで、今週も過去10年のデータから勝ち馬を炙り出していく!!
1,キャリア
キャリア3戦を消化した馬が5勝でトップの成績を残している。
続いて1戦組が3勝となっている。
5戦以上消化した馬の勝ちはなく、4戦組も1勝と勝ちが少ない。
3戦が境となるラインと考えてよいだろう。
2,前走クラス
前走が新馬戦だった馬と1勝クラスを走った馬がともに3勝を挙げてトップの成績を残している。
次に続くのはGⅠ組の2勝で、残りは未勝利組とOPクラス組がともに1勝を挙げている。その中で勝率が格段に高いのがGⅠ組の22.2%と唯一20%台に乗せている。
そのため前走でGⅠを走った馬には注意しておいた方がいいだろう。
3,前走距離別
前走2000mと今回と同じ距離を走った馬が6勝とトップの成績を残している。
続いて1800m組で3勝、残りは1600m組の1勝となっている。
やはり同距離を走って来た馬が有利なことが分かるデータとなった。
4、枠番・馬番
枠での最多勝は5枠の3勝で、続いて3枠、6枠、8枠がともに2勝を挙げている。
残りは1枠で、勝っていない枠が2枠、4枠、7枠でとくに7枠は3着内すらない「死の枠」となっている。
これをさらに細かく馬番で見てみると、3着内すらない「死の馬番」も浮上してきた!
その馬番とは9番、つまり今年は⑨シャンパンカラーである。
現在2連勝中で戸崎圭太騎手ということで人気の一角を占める1頭である。
⑨シャンパンカラーと戸崎圭太騎手にとっては厳しいデータを突き付けられる格好となった。
以上のデータから、キャリア3戦以内で、前走で新馬戦or未勝利戦orGⅠを走り、前走距離2000mを走って来て、死の枠と死の馬番に入らなかった①サヴォーナのみが全ての条件を満たした馬として残った!!
果たして①サヴォーナがここを勝ってクラシック候補に名乗りを上げるのか!?
発走は1月15日の中山競馬場11レース、15時45分予定。
公開日:2023.01.14