2月13日に東京競馬場で行われる「デイリー杯クイーンカップ」。
ディープインパクト産駒が得意とするレースである。
まずはディープインパクト産駒の距離別勝率を見てみることにしよう。
ディープインパクト産駒が得意としている距離が1600m~2000mと2400m。この距離では勝率が13%を超えている。
そもそもディープインパクト産駒は1200m~2400mであれば10%を超える勝率を残していて、2500m以上の長距離だけが10%を下回る勝率となっている。
そのため連対率で見ると、上記と同じように1600m~2000mと2400mでは25%を超える。
複勝率でも同じことが言えて、1600m~2000mと2400mだけが35%を超える数字を残している。
クイーンカップでの、ディープインパクト産駒の過去10年を見てみる。
1着2回-2着3回-3着2回-着外15回
となり、勝率に関しては出走22頭中2頭しか勝っていないので9%と少し低いが、連対率は5頭が連対し23%、複勝率も7頭入り32%とディープインパクト産駒のデータ通りの数字を示している。
勝率が全体的なデータよりも低いが悲観することはない。
それは、過去10年で2勝以上している種牡馬はディープインパクト産駒しかなく、それ以外での種牡馬は1勝のみなのだからである。
以上のデータから、基本はディープ産駒を狙っていきたいが、1着には過去10年で来ていない種牡馬から入るのも面白いかと思われる。
今回で言えば、アメリカンファラオ産駒の④リフレイム、キズナ産駒の⑦ステラリア、カレンブラックヒル産駒の⑧カイトゲニー、モーリス産駒の⑭インフィナイトなど、他にもキングカメハメハ産駒などを1着固定にして、2着、3着はディープインパクト産駒から選んでみてはどうでしょうか⁉
果たしてこのクイーンカップで、ディープインパクト産駒がまた勝つのか? それとも新しい種牡馬の勝利となるのか?
発走は、2月13日 東京競馬場 15時45分予定。
公開日:2021.02.12