共同通信杯(2月14日 東京11R)芝1800m
3歳馬による、芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔131〕、2番人気は〔212〕、3番人気は〔422〕。
6番人気以下〔222〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
1~3番人気の馬が、毎年1頭は馬券圏内に入っています。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔030〕。1、3、9着馬。
東京スポーツ杯2歳Sから〔211〕。3着以内の馬。
京成杯から〔013〕。人気、着順は不問。
京都2歳Sから〔001〕。勝ち馬。
OP時代のホープフルSから〔111〕。2着馬2頭に、1番人気10着馬。
OPの若駒Sから〔110〕。3着以内の馬。
1勝クラスから〔322〕。3着以内の馬。
新馬勝ちから〔111〕。1番人気1着馬。
未勝利勝ちから〔100〕。こちらも1番人気1着馬です。
馬券圏内30頭すべてに、近2走のいずれかでの3着以内がありました。
勝ち馬で見ると、10頭すべてが前走3着以内の馬。
連対20頭すべてに芝1600mでの勝ちがあり、そのうち17頭に芝1800mまたは芝2000mでの勝ちがありました。
また、連対20頭中14頭にOPクラスでの4頭以内があり、残る6頭はここがOP初出走の馬でした。
牝馬は〔000〕。
キャリアは不問。
脚質的には、好位差しがいいよう。
出走頭数があまり多くならないこともありますが、それでも勝ち馬10頭すべてが8番枠より内の馬。
2着馬も、10頭すべてが9番枠より内の馬です。
1枠、2枠が連に絡まなかったのは2回だけ。
内枠優勢を覚えておいて下さい。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と』
【書誌情報】
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2021.02.10