2020年の新人王は誰の手に!?
新元号“令和初の新人王”は、08年以来11年振り3度目となる両リーグ2年目以降の選手が獲得。果たして今季は「新人王」のタイトル通り、ルーキー勢の逆襲なるか!?
セ対抗は燕ドラ1右腕!
セの対抗は、期待値込みでヤクルトのドラ1・奥川恭伸(星稜)だ。最速158キロ かつ昨夏の甲子園準優勝右腕 は巨人 阪神と、セ3球団競合の末、鳴り物入りで入団。2007年の高卒ルーキー新人王・田中将大(現ヤンキース)ばりに完成度が高いと、専らの評判だ。契約金1億+出来高50 0万円、年俸1600万円と満額契約金、出来高、年俸の最高条件での仮契約は、ヤクルトの高卒新人では2007年の由規(現楽天)以来2人目。なお出来高に最長5年の項目が含まれてるのは、高卒ルーキーでは超異例だ。また「背番号11」は、その由規や〝大ちゃんフィーバー〟を巻き起こした荒木大輔など「甲子園ヒーロー」の系譜を受け継いだ。目下、先発陣は手薄状態にあり、高卒1年目といえども、割って入る余地は十分。果たして奥川恭伸は、13年振り史上9人目かつ球団初「高卒1年目の新人王投手」なるか!?
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公開日:2020.03.28