中川勇斗が適時二塁打含む31試合ぶりの3安打猛打賞
9月3日、鳴尾浜球場で行われたウエスタン・リーグの広島カープ戦に、「8番・捕手」で先発出場した中川勇斗は、4打数3安打1打点。タイムリーツーベースヒットを含む31試合ぶりの3安打猛打賞、5試合連続安打を記録し、打率.331と打撃好調で、1軍昇格へアピールした。
2回、1アウト2塁のチャンスの場面で打席に立った中川勇斗は、広島カープ先発のハッチの初球132kmスライダーをレフトへ運び、5試合連続安打を記録した。
さらに、5回先頭打者で打席に立つと、中川勇斗は再びハッチの6球目130kmスライダーをセンターへ弾き返し、7試合ぶりのマルチヒットを記録した。
最後は、9回2アウト1塁の場面で、中川勇斗は広島カープ2番手・日高暖己の初球141kmストレートをライトへタイムリーツーベースヒットを放ち、31試合ぶりの3安打猛打賞を記録した。
第106回の甲子園は8月23日、京都国際高の初優勝で幕を下ろしたが、同校OBの中川勇斗は後輩たちの雄姿をテレビで観戦し、大きな刺激を受け取け、8月24日のソフトバンクホークス戦から5試合連続安打を記録し、6月6日の広島カープ戦以来31試合ぶりの3安打猛打賞で、1軍昇格へアピールを見せている。
「打率も盗塁阻止率も3割以上。全て3割以上」と2軍戦での目標を掲げている中川勇斗に、和田2軍監督は守備力向上にも期待を寄せている。
タイムリーツーベースヒットを含む31試合ぶりの3安打猛打賞、5試合連続安打を記録し、打率.331と打撃好調で、1軍昇格へまったなしの中川勇斗には、梅野隆太郎、坂本誠志郎が構える阪神1軍捕手陣に割って入る活躍を期待したい。
公開日:2024.09.04