野口恭佑が2本の二塁打でマルチヒット
8月23日、ほっともっとフィールド神戸で行われたウエスタン・リーグのソフトバンクホークス戦に、「3番・左翼」で先発出場した野口恭佑は、4打数2安打。2本のツーベースヒットを放ち、マルチヒットを記録し、打率.312と打撃好調で、1軍再昇格へアピールした。
6回、ノーアウト1塁の場面で打席に立った野口恭佑は、ソフトバンクホークス先発の石川柊太の初球143kmストレートをレフトへ弾き返し、ツーベースヒットを放った。
さらに、8回2アウト走者なしの場面で、野口恭佑はソフトバンクホークス2番手・田浦文丸の4球目145kmストレートをセンターへかっ飛ばすツーベースヒットを放ち、マルチヒットを記録した。
野口恭佑は、6月28日のヤクルトスワローズ戦でプロ初昇格を果たし、7月7日のDeNAベイスターズ戦で初安打初打点を記録するなど、主に左投手の先発時に「6番・左翼」で起用されていたが、8月20日のヤクルトスワローズ戦で8回ノーアウト1、2塁のチャンスの場面で代打で登場するも、セカンドゴロのダブルプレーに倒れ、ここまで26試合に出場し、53打数10安打5打点0HR、打率.189と低迷していたこともあり、21日に出場選手登録を抹消されていた。
2本のツーベースヒットで、マルチヒットを記録し、打率.312と打撃好調で、最短での1軍昇格へアピールした野口恭佑には、小野寺暖に負けじと、森下翔太、大山悠輔、佐藤輝明と共に阪神強力打線を形成してもらいたい。
公開日:2024.08.24