ボールの見極めをフォームの中に
千葉ロッテマリーンズ、昨季の盗塁王、和田康士朗。埼玉県の都幾川倶楽部硬式野球団から、BCリーグ富山を経て17年の育成ドラフト1位で入団した。
そのBCリーグ時代は、監督の吉岡雄二氏から、バッティングを高く評価されていたと伝わる。昨シーズンは打席に立つ機会は少なかっため、今季はしっかり増やすべく秋キャンプ・春キャンプと打撃力向上を心掛けてきた。
福浦和也打撃コーチからは「タメが足りない」と指導を受け、そこを意識していると語る。これまでは「1・2・3」というタイミングで対応してきたが、それだと直球にしか対応できないので、変化球にも対応するべく「1・2の・3」といった感じにしているそうだ。ボールをしっかり見極める時間をフォームの中に取り入れているのだ。
今季、開幕は3月25日。足が持ち味とされてきた和田康士朗が打でどう見せてくれるのか。楽しみに待ちたい。
収録:2022年2月11日
協力:千葉ロッテマリーンズ
公開日:2022.03.04