「色」は「生きる意味」を考える糸口になる
生きる意味とはなんだろう
色と性格の関係を調べていくにあたり、見すごせない大きな命題に直面することがあります。それは思考的な人が増えた結果、「自分はなんのために生きているのか」「生きる意味がわからない」と考える人が増えてきたことです。
「生きる意味なんて、そんなものはこの世に存在しない。そんなこと考える必要はない」
著名人の多くは、この命題に似たような解答をします。ところがポーポーはそもそもの考え方が逆ではないかと思うのです。
「生きている」という事実があり、私たちはその事実に、何かの理由をつけようとしているのではないでしょうか。ただし、苦しんでいる人が多くいるなかで、「意味なんてない」と言い切ってしまうのは少し乱暴だと思います。理由がないと自分が生きているという状態を保てない。何かのきっかけで、ガクッと心が折れてしまうかもしれない人が多くいると思うのです。
「ない」と言い切る人は、何かしらの楽しいこと、やるべきことをもっているから、そうしたことを気にしないのではないでしょうか。
考えることに意味がある
では私たちはどうしたらよいのでしょう。「生きる意味はないもの」と受け入れて納得できるでしょうか。
私たちの心はそんなに強くありません。だから、生きていることの意味を考えてもよいのではと思うのです。
「考えても意味がない」ではなく、「考えること」に意味があると思います。進む道を迷い、どう進んでよいか探し続ける時間は、大事な時間です。消えてしまいそうになりたい気持ちを抱えながら、道を探すことは意味があると思うのです。
人生の目的や生きる意味は、一人ひとり異なるはずです。そして、性格や好きなことの方向性を探す糸口になる「自分の好きな色」は、人生の意味や目的を考えるためのヒントにもなると思います。
見つけるまでに時間はかかるかもしれません。でも、自分の心と向き合うことには意味があります。もしかしたら私は「これのために生きているのかもしれない」と思えたら、それはとてもすばらしいことではないでしょうか。
生きる意味を求め、探す日々
生きる意味を考えても見つからず、悩んでいる人が増えています。
「色」が生きる意味を考えるヒントになるとするなら、それはすばらしいことではないでしょうか。
【出典】『本当の性格がわかる 未来が変わる 色でよみとく心理学』著:ポーポー・ポロダクション
【書誌情報】
『本当の性格がわかる 未来が変わる 色でよみとく心理学』
著:ポーポー・ポロダクション
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公開日:2024.11.22