各色の「心理イメージワード」を活用する ①
「心理イメージワード」とは
複数の色から性格を診断することで精度が上がりますが、実際の診断方法は複雑になります。多くのサンプルを整理して複数の色の好みと性格の関係を精査していく過程で、あることに気づくようになりました。
「橙」が好きな人は、「元気で陽気で親しみやすい」人です。これは橙が好きな人に見られる共通の性格ですが、「仲間意識が強く集団行動を好む」「競争心が強い」人がいることもわかってきました。競争心があることを自覚している人は少ないのですが、多くの人にあるもので、強さは異なりますが、まったくないというケースはとても稀に思えました。
この「競争心」というものがまるで心のなかに変数のように存在し、大きい人もいれば、少ない人もいる。そう考えるとわかりやすくなりました。この変数を言葉として抽出したのが「心理イメージワード」です。
端的に性格特徴がつかめる
心理イメージワードはPART1の各性格の説明のところにまとめてあります。5つありますが、まずは上位の3つに注目してみてください。その色が好きな人の性格傾向が端的にわかります。
「橙」が好きな人の心理イメージワードは「親しみやすい」「集団行動」「競争心」です。この言葉に注目すると複数の色についても性格の傾向がわかります。このワードを利用することで、複数の色の性格傾向も簡単に理解できるようになります。
心理イメージワードから診断する考え方
橙を好む人の性格を掘り下げていくと……
・元気で陽気で親しみやすい
・仲間意識が強く集団行動を好む
・競争心が強い
このような性格傾向があることがわかり、各色の心のなかにあるこうした性格傾向を端的にまとめたワードが「心理イメージワード」です。PART1、また書籍88ページ以降で出てきますので、ぜひ参考にしてみてください。
【出典】『本当の性格がわかる 未来が変わる 色でよみとく心理学』著:ポーポー・ポロダクション
【書誌情報】
『本当の性格がわかる 未来が変わる 色でよみとく心理学』
著:ポーポー・ポロダクション
「2番目に好きな色」から「本当の自分」が見えてくる!
・くわしい性格傾向
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本書では1色だけでなく、「2つの好きな色」からよりくわしい性格をよみときます。
公開日:2024.11.14