ダービー馬のダノンテザイルは菊花賞を勝てない!? 過去10年のデータから勝ち馬を推理してみる!!
ついに牡馬クラシック3冠最後のレース【菊花賞】が今週開催される。
ダービー馬の④ダノンテザイルをはじめ、最後の1冠を狙ってフルゲートの18頭が出走を予定している。
そこで、過去10年のデータ(阪神開催の21年と22年を除く)から勝ち馬を導き出していく!!
●キャリア
過去に何戦を走ってきたかのキャリア別で見ると、キャリア6戦の馬が4勝と最多勝を誇っている。これに続くのが5戦組と7戦組のそれぞれ2勝。残りは3戦組と8戦組でそれぞれ1勝である。
この結果から、4戦以下では1勝のみ&8戦以降でも1勝しかしていない事から、狙うは5戦~7戦を走った馬がいいだろう。
●前走クラス
前走GⅡクラスを走った馬が8勝と圧倒している。残りはGⅢ組と3勝クラス組のそれぞれ1勝である。意外にも前走GⅠ組の勝利はなく、これはダービー馬の④ダノンテザイルにとって嫌なデータである。
以上の結果から、3勝クラス、GⅢ、GⅡを走った馬のみが勝つチャンスがあるとみていいだろう。
●前走着順別
やはり前走を勝った馬が強く6勝を挙げている。これに続くのが2着と3着でそれぞれ2勝を挙げている。
この結果から前走で馬券圏内の3着以内に入っていないと菊花賞では勝てない事が判明した。
●枠番・馬番
枠番でもっとも良い成績を残しているのは2枠で4勝を挙げ、これに続くのが1枠の2勝である。その逆で勝ち馬が出ていない枠が4枠と5枠と中枠となっている。
そして、ここからさらに細かく馬番で見てみると3着内すら入れていない「死の馬番」の存在が判明! しかも3つもある事がデータは示している。その馬番とは6番、8番、18番、つまり今年のメンバーだと⑥ミスタージーティー、⑧ウエストナウ、⑱アレグロブリランテである。
ここまでの4項目をおさらいすると、
・キャリア5戦から7戦以内
・前走3勝クラス、GⅢ、GⅡを走った馬
・前走3着以内の馬
・4枠と5枠、死の馬番以外の馬
上記が勝ち馬の資格に該当する項目だ。
とはいえ、この4つに該当する馬が5頭も残っているため、さらにふるいに掛けていく。前走レース別でみると神戸新聞杯組が7勝と圧倒し、セントライト組は1勝で苦戦していることから、神戸新聞杯組が有利とすると。
すると、1頭に絞られた! ズバリ、⑪ショウナンラプンタのみが全ての条件に合致する馬とデータから導き出された!!
果たしてデータ通りに⑪ショウナンラプンタ鮫島Jが最後の1冠を手にするのか!?
発走は、10月20日の京都競馬場11レース、15時40分予定。
公開日:2024.10.18