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“奇跡の血量”とは父系または母系の4代前と3代前に同じ血がある時!【究極の競馬ガイドブック】

Text:長谷川雄啓

奇跡の血量

父系または母系の4代前と3代前に同じ血がある時、4×3または3×4と表され、それは“奇跡の血量”と呼ばれます。その血が、その馬全体の 18.75%を占め、その血の特性が最もよく出やすいとされるのです。

一般的に、5代までに近親交配がなされていることをインブリード(またはクロス)と言い、近親交配が無いことを、アウトブリード(またはアウトクロス)と言います。インブリードがすごくいいかと言うと、体に弱い部分が出る場合もあり、頑健さを求める牧場の中には、インブリードを嫌う生産者もいます。

凱旋門賞連覇を果たした、イギリスの名牝エネイブルは、サドラーズウェルズの3×2。実は、とんでもなく近い血の 掛け合わせなんです。

逆に、ディープインパクトは、5代までアウトブリード。どちらがいいとは、一概に言えないようです。

【書誌情報】
『究極の競馬ガイドブック 自分で“勝ち馬”を探せるようになる』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師

競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくので、まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導いてあげるのを目的とした本です。