東京五輪 バレー日本代表女子 ブラジル戦の結果
女子日本代表、石井優希、石川真佑、林琴奈ら奮闘も強豪ブラジルにストレートで敗れる
バレーボール女子日本代表は29日、有明アリーナでオリンピック予選ラウンド第3戦に臨み、ブラジルと対戦した。初戦のケニア戦で負傷した古賀紗理那は27日のセルビア戦に引き続き欠場した。
スターティングメンバーは、黒後愛、石川真佑、島村春世、石井優希、荒木絵里香(主将)、籾井あき、リベロ・小幡真子
第1セット、ガビ、タンダラらの攻撃でブラジルがリード。黒後愛のスパイクがブロックされ、4-8となったところで日本がタイムアウトをとる。その後、荒木絵里香のブロックが出るも、逆に日本は攻撃が決めきれず、6-13で再びタイムアウト。しかし、タイム明けも石井優希のバックアタックなどで反撃するもブラジルの勢いは止められず、最後はブラジルがロングラリーを制し、日本は16-25でセットを失う。
第2セット序盤はブラジルにリードを許すも、石川真佑のサービスエースで9-9の同点に。しかし、その後、ガビのバックアタックなどで9-13と点差を離され、日本はタイムアウトをとる。タイム明けも日本の被ブロックが目立ち、10-17で再びタイムアウト。黒後愛がスパイクを決め、11-17となったところで2枚替えで田代佳奈美、林琴奈を投入。代わって入った林琴奈のスパイクや石井真佑のバックアタック、荒木絵里香のブロードなどで18点まで追い上げるも、最後は石川真佑のバックアタックがアウトになり、18-25でこのセットも落とす。
第3セットはスタートから田代佳奈美、林琴奈を起用。また、島村春世に代えて奥村麻依が入る。序盤は林琴奈のスパイクや石川真佑の2連続得点などで日本がリードするが、徐々にブラジルが追い上げ、一進一退の攻防になる。13-11と石川真佑がフェイントでラリーを制したところでブラジルのセッター・マクリスが負傷。ロベルタに交代する。林琴奈の活躍などで日本が19-16とリードするが、追い上げられ、石井優希がブロックされて、20-21と逆転される。23-24となったところで石川真佑が決めて、デュースに。しかし、最後はガビが決めて、24-26で惜しくもセットを落とし、日本はストレートで敗れた。
日本のここまでの成績は1勝2敗。次戦は31日、19時40分から韓国と対戦する。
写真提供:FIVB
情報提供『バレーボールマガジン』
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公開日:2021.07.30