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バレー男子総力戦で1セット取り返すもイタリアに敗北【東京オリンピック】

東京五輪 バレーボール男子 イタリア戦レポート

日本男子がリオ銀イタリアに総力戦で挑むも1-3で敗れ、予選ラウンド2勝1敗

バレーボール男子日本代表は28日、イタリアと予選ラウンド第3戦を対戦し、総力戦で戦ったが1-3で敗れた。


日本のスターティングメンバーは以下の通り。

小野寺太志、山内晶大、西田有志、関田誠大、石川祐希、高橋藍、リベロ山本智大

イタリアは一昨日コンディション不良で出場しなかったセッターのジャネッリがスタートから出場。ザイツェフやユアントレーナーもここまで2戦の不調から復調し、パワーサーブやうまいスパイクなどを見せた。

第1セット立ち上がりは日本が1点先行したもののすぐに逆転され、リードを追いかける展開となった。日本は早めに高橋藍に代えて高梨健太を投入し、攻撃面では強化できたものの、サービスエースを献上する。終盤清水邦広、藤井直伸の2枚替えで前衛を高くして2点差に追い上げたかに見えたが、イタリアのタッチネットのチャレンジが成功し、その勢いのまま20-25で第1セットを失った。

第2セットは高橋藍を戻してスタート。序盤からイタリアにリードを奪われ、セッターを藤井直伸に代え、山内晶大を李博に、高橋藍を高梨健太に、石川祐希を大塚達宣にかえるなどしたが、17-25で落とした。

第3セットはそのまま藤井直伸、李博、高梨健太が残ってスタートした。立ち上がり日本が僅差でリードを奪い、1点を取り合う攻防に。小野寺太志のサーブでエースなど連続得点をとり、藤井直伸のサーブでミケレットに狙いを定め、イタリアのミスを誘って25-23で第3セットを取り返した。

第4セット第3セットと同じスターティングメンバーで開始。だが立ち上がりユアントレーナーのサーブでタイムアウトを挟んで6連続失点を奪われる。高梨健太を高橋藍にかえ、また清水邦広と関田誠大が2枚替えで入り、しっかりと清水邦広が打ち切ってサイドアウトをとった。清水邦広はサーブでも崩して石川祐希のブロックで4-9まで追い上げる。ここで西田有志と藤井直伸がコートに戻る。西田有志も気迫を込めたスパイクで5点目を奪う。なんとか食らいつきながら展開し、石川祐希がサービスエースを決めて15-18と3点差とするが、なかなかブレイクがとれず、最後はイタリアのクイックが叩き込まれ、21-25で試合の幕を閉じた。

次の試合は明後日30日(金)14時20分から、世界選手権覇者のポーランドと対戦する。

写真提供:FIVB

情報提供『バレーボールマガジン』
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