東京五輪 バレーボール男子 26日概要
ポーランドがイタリアに快勝、ブラジルが苦戦
東京オリンピック開幕3日目、バレーボール男子の試合としては予選ラウンド2試合目にあたる26日の試合結果と内容をざっと見てみよう。
プールA
イラン vs ベネズエラ 3 : 0
(25-17, 25-20, 25-18)
ポーランド vs イタリア 3 : 0
(25-20, 26-24, 25-20)
日本vsカナダ 3-1
(25-23, 23-25 25-23, 25-20)
プールB
アメリカ vs ロシア 1 : 3
(23-25, 25-27, 25-21, 23-25)
フランス vs チュニジア 3 : 0
(25-21, 25-11, 25-21)
ブラジル vs アルゼンチン 3 : 0
(19-25, 21-25, 25-22)
日本と同じプールA。前日にイランに対してフルセットの末に悔しい敗戦となったポーランドが、リオ五輪銀メダルのイタリアをストレートで下して1勝目。ポーランドはキャプテンのクビアク、イタリアは正セッターのジャンネッリをそれぞれコンディション不良で欠く中の対決となりましたが、レオンを中心に攻めのサーブでゲームの主導権を握り続けたポーランドに軍配が上がりました。イタリアは前日に続いてエースザイツェフの調子が上がってこないのが気になります。イランはベネズエラに危なげなく勝利して2連勝を飾っています。
プールBは、前回王者のブラジルにまさかの展開。南米のライバル、アルゼンチンに対して精彩を欠き、最初の2セットを続けて奪われます。アルゼンチンは、OPリマとOHパラシオスの調子がよく、堅い守備とデチェッコの的を絞らせない多彩な攻撃でブラジルを突き放しました。しかし、3セット目以降は何度も苦しみながらも選手交代を使って何度も不屈の精神でカムバックを果たしたブラジル。エースレアルを中心に本当にベンチを含めた全員バレーでアルゼンチンに食らい付いて見事に大逆転劇を演じました。その他、ロシアがアメリカとの接戦を制して2連勝。フランスもチュニジアにストレートで勝利して大会初白星をあげました。
プールA
日本 2勝6ポイント
イラン 2勝5ポイント
ポーランド 1勝1敗4ポイント
イタリア 1勝1敗2ポイント
―――――― 予選突破分岐点
カナダ 2敗1ポイント
ベネズエラ 2敗0ポイント
プールB
1.ロシア 2勝6ポイント
2.ブラジル 2勝5ポイント
3.アメリカ 1勝1敗3ポイント
4.フランス 1勝1敗3ポイント
―――――――― 予選突破分岐点
5.アルゼンチン 2敗1ポイント
6・チュニジア 2敗0ポイント
文責:堤敏樹
写真:FIVB
引用元:https://www.toshiki71.com/tokyoday2/
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公開日:2021.07.27