NISAをはじめるには専用口座が必要
サービス内容が充実しているネット証券
新NISAをはじめたいとき、行う必要があるのがNISA口座の開設です。口座開設のためにはまず、金融機関選びからスタートになります。その場合、銀行より証券会社のほうがおすすめです。銀座では、かぎられた投資信託しか取り扱っていません。一方、証券会社は投資信託の種類が豊富なだけでなく、REITも取り扱っているからです。
さらにいうなら実店舗を展開する大手証券会社は避け、金融知識がある場合は選ぶなら迷わずネット証券といきたいもの。なぜなら手数料が安く、取扱商品も多彩だからです。店舗の維持費などが発生しない、ネット証券ならではの大きなセールスポイントです。
注意しなければいけないのは、NISA口座は1人1口座しか開けない、という点です。年ごとの変更は可能ですが、長期運用が前提の新NISA。 使い続けるうちに不満が生じないよう、しっかり比較検討して自分のニーズに合った金融機関を選ぶようにしましょう。
旧NISA口座を持っていれば、とりあえず特別な手続きは必要ありません。旧NISA口座を開設している銀行・証券会社に、自動的に新NISA口座が開設されるからです。その場合、商品は移管されずに新・旧NISA口座は同時併用となります。
新NISA口座はネット証券で!
NISA 口座開設はどこがおすすめ?
・銀行
取り扱いが基本的に投資信託のみ。実店舗であれば手数料もかかる。
・証券会社(実店舗)
金融商品の種類は豊富だが、手数料がかかる場合がある。
・証券会社(ネット証券)
金融商品の種類が豊富で、実店舗よりも手数料が安いことが多い。
ネット証券 利用者の声
銀行だったら選択肢の多い証券会社のほうがお得。また、実店舗を持つ証券会社よりネット証券のほうがサービスに優れている。
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 新NISAの話』著:伊藤亮太
【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 新NISAの話』
著:伊藤亮太
2024年1月、日本の少額投資非課税制度「NISA」が新しくなり、簡単に使えるように改善されました。この変更により、投資を始める人が急増し、NISA口座はすでに170万口座が開設されています。しかし、「投資はリスクがある」と感じ、利用に慎重な人も多いです。「眠れなくなるほど面白い 図解 新NISAの話」では、新NISAの基本的な仕組みや利用方法、資産運用の重要ポイントについて、初心者にも分かりやすく解説しています。新NISAを始めることで資産運用に役立つ情報を提供し、読者の将来のための手助けを目指しており、新NISAに興味を持っている方に読んでいただきたいおすすめの一冊です。
公開日:2024.09.13