プロローグ1:新NISAをはじめればあなたの資産が倍になる!
資産を安全に倍以上増やすことが可能
2024年1月から開始した新NISA。18歳以上であれば少額からでも投資を行うことができ、投資で得た利益は通常20%前後の税金がかかるところを非課税という、 夢のような制度です。
NISA口座の投資枠には、つみたて投資枠600万円、成長投資枠1200万円の合わせて1800万円という上限金額がありますが、コツコツと長い期間運用することでその運用収益は雪だるま式に膨らんでいきます。たとえば、20歳から65歳まで毎月3万ずつ積み立てを行えば、運用利回りが年平均3%の運用でも最終的に運用資産は約3400万円に。元本を上回るほどの運用収益を得ることも可能なのです。
50歳からでも、NISAをはじめるのには遅くはありません。若い世代よりも経済的に余裕があるため、毎月の積立額を多めにすることも可能です。 たとえば70歳までの20年間で毎月5万円の積み立てを4%の目標利回りで運用すると、元本1200万円に対し運用収益が630万円。運用資産の総額は1830万円になり、資産を大きく増やすことに成功します。定年後再雇用制度によって70歳まで働く人が増えていますが、この運用資産1830万円と、退職金や貯蓄を合わせれば老後の豊かな時間を過ごすこともできるでしょう。「利益を得るにはもう遅い」とあきらめずに、すぐに口座を開設し、運用をはじめましょう。
パターンA:コツコツしっかり積み立て型
40年以上運用期間があるこのパターンでは、少額でも長く積み立てて3,000万円を目指す。パターンB(下記参照)に比べると積立額は少ないが、長い運用期間で複利の恩恵を最大限受けることができる。
- 現在18歳
- 収入はバイト代
- 堅実にお金を貯めたい
【運用DATA】
- 毎月の積立金額3万円
- 想定利回り3%
- 積立期間45年
元本:1,620蔓延/運用収益:1,801万円→45年後には3,421万円
資産が2倍以上に増えます!
パターンB:積立額で勝負!型
これまでの貯金を投資に回すパターン。20年とパターンAよりも運用期間が短いものの、積立額でカバー。NISAは非課税なので、税金がかからないのもポイント。
- 現在45歳
- もともと貯金をしていた
- 豊な老後を送りたい
【運用DATA】
- 毎月の積立金額7万円
- 想定利回り8%
- 積立期間20年
元本:1,680万円/運用収益:2,443万円→45年後には4,123万円
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 新NISAの話』著:伊藤亮太
【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 新NISAの話』
著:伊藤亮太
2024年1月、日本の少額投資非課税制度「NISA」が新しくなり、簡単に使えるように改善されました。この変更により、投資を始める人が急増し、NISA口座はすでに170万口座が開設されています。しかし、「投資はリスクがある」と感じ、利用に慎重な人も多いです。「眠れなくなるほど面白い 図解 新NISAの話」では、新NISAの基本的な仕組みや利用方法、資産運用の重要ポイントについて、初心者にも分かりやすく解説しています。新NISAを始めることで資産運用に役立つ情報を提供し、読者の将来のための手助けを目指しており、新NISAに興味を持っている方に読んでいただきたいおすすめの一冊です。
公開日:2024.09.01