5試合ぶりのマルチヒット記録した吉川尚輝
6月18日にバンテリンドームで行われた中日ドラゴンズ戦に、「3番・二塁」で先発出場した吉川尚輝は、5打数2安打。5試合ぶりのマルチヒットを記録し、打撃復調の兆しを見せた。
3回1アウト2塁のチャンスの場面で打席に立った吉川尚輝は、中日ドラゴンズ先発の高橋宏斗の4球目151キロのストレートをショートへ運び、京田陽太が懸命にダイビングキャッチするも、丸佳浩の好走塁で1、3塁とチャンスを拡大。坂本勇人のタイムリーヒットで巨人は一時逆転した。
吉川尚輝は9回、2アウト走者なしの場面で、中日ドラゴンズ5番手R.マルティネスの初球155キロのストレートをライトへ弾き返し、ツーベースヒットで2アウトながらチャンスを演出するも、岡本和真が空振り三振。その裏、A.マルティネスにサヨナラタイムリーヒットを許し、巨人は4連敗を喫した。
現在のセ・リーグ首位打者争いは、打率.337の断然トップのDeNAベイスターズ佐野恵太に続き、打率.305で2位の牧秀悟、そして3番手に吉川尚輝がいる。
左肩甲骨の骨挫傷から復帰後、少し打撃の調子を落としたが、5試合ぶりのマルチヒットを記録し、再び上昇の兆しを見せている。
オールスターまでの残り少なくなった前半戦で、ヒットを量産し、首位打者・佐野恵太にどれだけ追いすがることが出来るのか注目だ。
公開日:2022.06.19