今季1号2ランホームラン放った岸田行倫
6月14日にヤクルト戸田球場で行われたイースタン・リーグのヤクルトスワローズ戦に、「5番・捕手」で先発出場した岸田行倫は、3打数2安打2打点1HR。今シーズン初ホームランを放ち、巨人のスタメンマスク争いへ向け、アピールした。
4回、2アウト走者なしの場面で打席に立った岸田行倫は、ヤクルトスワローズ2番手・嘉手苅浩太の4球目141キロのストレートをライトへ運び、2アウトながら出塁すると、菊田拡和がタイムリーヒットを放ち、この回2点を奪った。
さらに、6回ノーアウト1塁の場面で、ヤクルトスワローズ4番手・山野太一の2球目142キロのストレートを豪快に振り抜き、レフトフェンス直撃の今シーズン今季1号2ランホームランを放った。
4試合連続でスタメンマスクをかぶる高卒3年目の山瀬慎之助の台頭に、良い刺激をもらいつつも、焦りを感じている岸田行倫が、小林誠司、大城卓三、山瀬慎之助と繰り広げる巨人スタメンマスク争いを勝ち取る為に、まずは2軍戦でアピールした。
原監督も岸田行倫、小林誠司、大城卓三の3人に発破をかけ、山瀬慎之助の台頭が及ぼす相乗効果を期待している。
スタメンマスクの機会が今一番少ない岸田行倫がどのようにアピールして、スタメン捕手の座を奪いに行くのか注目だ。
公開日:2022.06.15