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6戦ぶりの一発は13号ソロホームラン!交流戦でも結果残し続けたアダム・ウォーカー

6戦ぶりの一発放ったウォーカー

6月12日に楽天生命パークで行われた楽天イーグルス戦に、「2番・DH」で先発出場したアダム・ウォーカーは、4打数1安打1打点1HR。6試合ぶりの一発となる13号ソロホームランを放ち、初の交流戦を全18試合に出場し、岡本和真、丸佳浩に並んでチームトップタイとなる5本塁打をマークした。

9点を追いかける6回、2アウト走者なしの場面で打席に立ったウォーカーは、楽天イーグルス先発の則本昂大の6球目149キロのストレートを振り抜き、レフトスタンド中段へ叩き込む13号ソロホームランを放った。

ウォーカーのホームランは5日の千葉ロッテマリーンズ戦以来6試合ぶりで、巨人としては14年ぶり3度目となる1番・丸佳浩との初回先頭から2者連続ホームランを記録していた。

ウォーカーはメジャー経験のない30歳で、アメリカでは3Aと独立リーグでのプレー経験しかなかったが、2020年&2021年に2年連続で独立リーグMVPに輝き、巨人のスカウトの目に留まり、巨人入りを果たした。

メジャーでの実績がないこともあり、年棒も3400万円と、ポランコの2億4000万円と比較して7分の1と、助っ人外国人としては破格の安さだ。

しかし、いざ開幕し、試合に出てみれば、守備はお粗末な部分はあるものの、あれよああれよとヒットにホームランをかっ飛ばし、出場した62試合で打率.292、13本塁打、32打点の成績と打撃で結果を残し、巨人のスタメン常連にまで上り詰めた。

ウォーカーの素晴らしい所は、打撃だけに満足せず、巨人ファンから心配されている守備も、試合前に亀井外野守備兼走塁コーチからマンツーマン指導を受け、熱心に練習に取り組んでいる所だ。

原監督もこの真面目さを評価しており、いつか神様もほほ笑むと思うと語っていた通り、大きく成長を遂げている。

30歳とまだまだ成長できる余地があるウォーカーがこのまま成長を続け、巨人の歴代助っ人外国人を超える活躍を期待したい。

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