適時打&ダメ押し13号ソロ放った丸佳浩
6月10日に楽天生命パークで行われた楽天イーグルス戦に、「1番・中堅」で先発出場した丸佳浩は、5打数2安打2打点1HR。タイムリーヒット&ダメ押しの13号ソロホームランで戸郷翔征のプロ初完投勝利をアシストし、巨人の勝利に大きく貢献した。
ポランコの犠牲フライと増田陸のタイムリーツーベースヒットで逆転に成功した2回、2アウト1、3塁のチャンスの場面で打席に立った丸佳浩は、楽天イーグルス先発の藤井聖の6球目145キロのストレートを捉え、レフトへタイムリーヒットを放った。
さらに、4回2アウト走者なしの場面で、再び藤井聖の初球139キロのストレートを一振りで仕留め、バックスクリーン右横まで打球を運ぶダメ押しの13号ソロホームランを放った。
貴重な追加点となる13号ソロホームランを放った丸佳浩に対し、原監督は2点差の試合中盤、次の1点が試合の展開を大きく左右する場面で、次の1点を一振りで決めてくれたことを絶賛した。
5月打率.311、6月打率.343と坂本勇人不在の中、1番打者に座り、打撃の調子を上げてきた丸佳浩だが、坂本勇人の復帰により、不在時より楽に打席に立てるようになり、より一層ヒットの数が増えてきそうな丸佳浩。
原監督が求める長打が打てる1番打者を体現する丸佳浩が、このまま調子を上げていけば、セ・リーグ首位打者争いに食い込んでくるのは時間の問題となりそうだ。
公開日:2022.06.11