毎日杯(3月27日 阪神11R)芝1800m
3歳馬による、芝1800m戦。
過去10年、1番人気は〔423〕、2番人気は〔321〕、3番人気は〔132〕。
6番人気以下〔112〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ5回に、万馬券なし。
毎年1~3番人気の馬が連に絡み、上位3着までに2頭が含まれることが9回。例外の1回も3、4番人気が馬券に絡んでいる堅い重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
弥生賞から〔102〕。人気、着順は不問です。
共同通信杯から〔301〕。4着以内3頭に、2番人気6着馬。
シンザン記念から〔200〕。勝ち馬と2番人気6着馬。
きさらぎ賞から〔131〕。4着以内4頭に、4番人気6着馬。
アーリントンCから〔020〕。1番人気5着と2番人気7着の馬。
OPのすみれSから〔001〕。3着馬。
芝の1勝クラスから〔335〕。連対10頭に、1番人気4着馬。
ダートの1勝クラスから〔010〕。2着馬。
新馬勝ちから〔010〕。1番人気で勝ち上がった馬です。
ここが初芝だった1頭を除く、連対19頭中、13頭に芝1800mまたは芝2000mでの勝ちがあり、残る6頭中4頭は芝1600mで2勝、2頭には芝1600mの勝ちとOPクラスの3着以内がありました。
2勝馬はOP実績不問も、1勝馬には8頭中6頭に重賞での掲示板がありました。
牝馬は〔000〕。
キャリア1戦の馬は、2着に1頭だけです。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 重版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2021.03.26