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バンカーショットの成功に不可欠なグリップの握り方とは!?【キープレフト理論 実戦強化編/和田泰朗】

Text:和田泰朗

両腕を絞るようにクラブを持つ

バンカーではグリップも大事で、フェースを開いてグリップします。

開き具合は打つ距離次第ですが、おおむね45度くらい開きます。ちなみにロフト56~58度のウエッジでフルスイングすると15ヤードくらいのキャリーになります。

フェースを開いたら両手で上からクラブを絞るように、左手をフック、右手をウィークに握ります。

絞るようにといっても腕には力は入れないでください。

グリップが完成したときに、両ひじの内側部分が正面を向くのが目安です。フェースが開いているのでアドレスではリーディングエッジが目標の右を向きます。

クラブを上から握る感じで
左手をグリップ

右手のひらを上に向けた状態から
左手親指に被せるように握る

グリップ完成の目安は
両ひじの内側が前を向くこと

【書誌情報】
『究極のシンプルスイング キープレフト理論 実戦強化編』
著者:和田泰朗

ゴルフスイングは一般的に「振り子運動」ととらえられている。本書のスイング論である「キープレフト理論」は、クラブを体の左サイドにキープして振る考え方。クラブのグリップエンドからシャフトがもっと長くのびていて、それが体の左サイドにずっとあるように振るイメージで、スイングを「吊り子運動」を考えている。振り子運動に比べリストコックやアームローテーションへの意識は不要で、スイングの動きがシンプル、再現性が高いスイングといえる。スイングに不安を持つアマチュアゴルファーに、ぜひすすめたい。本書は、2019年に刊行した『究極のシンプルスイング キープレフト理論』に続く著書。前作のテーマ「スイング作り」を、今回は「スコア作り」に変え、「キープレフト理論」を駆使したラウンド実戦法写真を多用してわかりやすく解説する。この理論の考案者・和田泰朗プロは、世界的ティーチングプロ団体WGTF(World Golf Teachers Federation)の一人で、会員の1%しかいない「マスター」の資格を取得。さらにこの理論が認められて2019年、WGTFのティーチングプロ・トップ100に選ばれている。また、2020年には女子プロのトーナメントを運営するなど、その活動が注目されている。

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