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短期の勤務時間でも雇用保険に加入できる!雇用保険マルチジョブホルダー制度とは【定年後も安心がずっと続くお金のつくり方】

Text:皿海信之 監修/三浦絵美 監修

短期の勤務時間で雇用保険に加入

合計で週20時間超なら加入できる

定年後の働き方で複数の職場で働くという人も少なくないと思います。65歳以上で2つ以上の事業主に雇用されている場合、2022年以前は各職場でそれぞれ週20時間の勤務実績がないと雇用保険に加入できませんでしたが、現在では各職場の勤務時間が合計で週20時間以上であれば雇用保険に加入することができます。そのほかの条件は各職場の雇用見込みが31日間以上あることです。

雇用保険マルチジョブホルダー制度

2022年より複数の職場で働く場合に各職場の勤務時間が合計で週20時間以上であれば雇用保険に加入することができるようになりましたが、この制度を雇用保険マルチジョブホルダー制度といいます。雇用保険マルチジョブホルダー制度を申請するには雇用被保険者資格取得届をハローワークに提出する必要があります。ハローワークへの提出は各事業所ではなく自分で提出しなければいけないので注意しましょう。

雇用保険マルチジョブホルダー制度

雇用保険マルチジョブホルダー制度【定年後も安心がずっと続くお金のつくり方】

【出典】『定年後も安心がずっと続くお金のつくり方』著:皿海信之 監修/三浦絵美 監修

【書籍情報】
『定年後も安心がずっと続くお金のつくり方』
著:皿海信之 監修/三浦絵美 監修

老後資金二千万と言われる時代ですが、年金受給開始はどんどん先延ばし。雇用延長が義務付けられたとはいえ大抵の場合収入は激減。「60歳定年前後」の身の処し方、資産の運用方法は、老後を生きる上で重要な決断となります。会社も役所も何も施してはくれません。自力で道を切り拓くしかないのです。行政においても雇用保険、健康保険、年金など、手続きすれば利用できた仕組みをみすみす見逃して結果的に損をしてしまうこともよくあります。知っておきさえすれば手に入れられたアナタの大切な資産なのです。また、定年前後で最大のテーマは「退職金の運用」です。この低金利・インフレ時代に銀行預金として放置しておくのは無策でしかありません。新NISAを始め、不動産運用など、アナタに合った資産運用を考えてみましょう。
老後を安心して生きるための指南書です。

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